おもしろおかしくやるんべぇ~ゆとり世代も悪かねぇ~

THEゆとり世代。さとり世代とも言われる世代「ふたば」の見方や考え方、そして日々の学びをまとめたブログ。

教育

今日どれだけ喋っただろう、って話。

ふとあることに気づきました。 「あれ?今日全然喋ってないや。」 授業の初めには概要の説明をします。 その後は子どもたちが学習する様子を見守りながら、 質問があれば答えたり、時々声を掛けたりしています。 でもその程度。 今日はたまたま作業的な時間…

教わるということ。

今朝の業前活動は読み聞かせでした。 地域のボランティアの方が来校し、読み聞かせをしてくださいます。 今日、担当してくださったのは、ある高齢の女性でした。 読んでくださったのは、この本です。 ともだち 作者: 谷川俊太郎,和田誠 出版社/メーカー: 玉…

集金の話

集金日。 無くなったり何かあると大変なので、持ってきたお金は登校後すぐに集めています。 ある集金日の朝のこと。 「あああ~、俺のおこづかいがぁ~」 と嘆く声。 話を聞くと、どうやら自分のお小遣いから教材費などの集金を出しているそう。 まぁ実際は…

子どもに学ぶ教師、の話。

最近、二人の高校生から多くの学びを得ました。 私自身の備忘録としても、気づきをまとめておきます。 一人目は、福岡の川内柊佳(かわちしゅうか)さん。 彼女はSDGsカードゲームのファシリテーターをしています。 SDGsとは、持続可能な社会を目指して国連…

本学と末学の話

学問には「本学」と「末学」がある。 「本学」とは、「人間としての在り方」を考えたり学んだりすること。 昔の寺子屋では、「四書五経」などを通してこれを学んでいた。 「特別な教科 道徳」「キャリア教育」 そこに求められるものは大きいなぁ。 平安末期…

トップランナーは突っ走れ!

年度末です。 あと少しで今の学年が終わります。 卒業式の練習以外は、結構時間にゆとりがあります。 その時間を活用して、復習三昧。 理解している子は、教えることに徹しています。 しかし、あれあれ? 私の経験上ですが、これはあんまり上手くいかないよ…

新たな読書のスタート、の話。

戦後、西洋に倣って経済発展を成し遂げ、物質的・金銭的な豊かさを得ました。 それで「幸せになったか」と考えると、うーん。 衣食住に困ることなく生活できるようになったことは、間違いなく素晴らしいことです。大病を患ったり事故に巻き込まれたりしない…

群馬セミナー2019の話。

先週の土曜日、 今年度も無事に群馬セミナーを開催することができました。 www.facebook.com ちょうど同日に東京でも会があったので、人数が集まるか心配な所でしたが、予想を越える参加者が集まり驚きました。 それだけ『学び合い』の裾野が広がっているの…

「縦糸の読書」の話

本当にこの一年で、人生が大きく変わりました。 行動しだしたら、いろいろなことが舞い込むようになりました。 ちょっと勇気を出して新たな環境に飛び込んでみると、そこで新たな人とのつながりが生まれました。今まで知らなかったような情報も入るようにな…

働き方改革の話。

年度末が近づいてきました。 来年度、授業時数が厳しくなりそうなので、 特別活動主任として、行事の精選を提案しました。 一括りに行事といっても、児童会のもの、学校のもの、地域のものといろいろあります。 なので私一人では対応しきれません。 そこです…

なぜ授業中に寝るのか

久々の更新! 最近はインプットに専念していたり、むしろ何もしない時間がほしかったりと、そんな調子でした。 今朝、ふと思ったことです。 私は授業中、しょっちゅう寝ていました。 授業が退屈だったからです。 ただ思い返してみると、小学校の頃は寝ていま…

あたりまえを疑う

今回読んだ本はこちら。 あたりまえを疑う勇気 作者: 植松努,清水克衛 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2019/01/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 「リアル下町ロケット」とも言われる植松電機の植松努さんと、 …

子どもに学ぶ教師の話。

算数の話。 今「10000までの数」をやっています。 単元の中での配当時数は10時間くらいですが、7,8時間で終わってしまいました。 しかも私が直接「教える」ことはほとんどありませんでした。 なぜ、それでもできてしまったのか? それは、1学期までさかのぼ…

こりゃまたすごい本に。

今回読んだ本はこちら。 言志四録 抄録 作者: 佐藤一斎,勝川華舟,世良田嵩,渡邉五郎三郎 出版社/メーカー: 明徳出版社 発売日: 2017/05/01 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る 教員は公務員。 公務員の前身と言えば、武士。 という…

読み書きこそ、って話。

今回読んだ本はこちら。 国語教育を救え 作者: 宇佐美寛 出版社/メーカー: さくら社 発売日: 2018/07/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 書店で何となく気になったので購入して読んでみることに。 そこまで言わなくてもいいん…

今日は絶対拡張の日なので。

日々の仕事をより広げていくための、スタートの日にします。 今回読んだ本はこちら 最高の学級づくり パーフェクトガイド 指導力のある教師が知っていること 作者: 赤坂真二 出版社/メーカー: 明治図書出版 発売日: 2018/02/16 メディア: 単行本 この商品を…

新学期。係活動の話。

新学期が始まりました。 まずはクラスが回るように係決めをしました。 1,2学期を振り返って、なくしたり組み合わせたりする係があってもいいし、必要だと思えば新しい係を作ってもいいよと話しました。 そして本日、私の脳内には全くなかった、新たな係が生…

身近なところで語り合った話。

昨日はとあるコミュニティスペースにお邪魔させていただきました。 そこで活動をされている方とは以前からつながりがあり、これまでも時々顔を出していました。 昨日は、2019年に私がやろうとしていることについて話しました。 www.futaba1107.com 今回お邪…

作戦会議2019の話。

昨日は仕事始めでした。 職場に行って3学期のスタートの準備。 とは言っても印刷物とかお便りとか一部だけ。 あとは子どもたちと一緒に作り上げます。 こちらがいろいろと準備してもいいのですが、 そうすると子どもたちの「自分たちでつくり上げた」感が得…

2018年の振り返りと2019年に向けて

2018年。 激動の1年でした。 根本に戻ると、やはり『学び合い』。 抜群の成果を出せているというわけではありませんでした。 書籍に関わるわけでもなければ、会を運営しているわけでもありません。 そんな私の『学び合い』を磨くために必要なことは何かを考…

2学期が終わって思うこと

先週で2学期が終わりました。 明日まであるという学校の方は、お疲れ様です。 この2学期は、学習面でも生活面でも、大きく進歩したように思います。 学習については、 大丈夫だと思っていたら意外とテストの点数につながらなかったり、やるべきことがたまっ…

先人から勇気をもらった話。

今回読んだ本はこちら。 勇気をくれる日本史 誰も知らない偉人伝 (角川文庫) 作者: 白駒妃登美 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/06/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る このイベントの際に購入させていただきました。 www.futaba1107.com…

なぜ勉強するのかという話。

最近、なぜ勉強するのかということについての考えが少し変わりました。 自分の備忘録としてもまとめておきたいと思います。 以前から勉強するのは 幸せになるため、幸せであることに気づくため、と考えていました。 幸せにはいろいろとありますが、、、 生ま…

教室の空気の話。

よく、「教室の空気」とか「教師のカラー」なんてことが言われます。 この間の記事。 www.futaba1107.com この時は、なんでこんなに考えが深まっていったのか、よく分かりませんでした。 でも教室の全体の空気?雰囲気?が、どんどん学びを進めていくような…

心躍った道徳の話。

先日の道徳でのこと。 テーマは命。 教材は「ゆきひょうのライナ」というお話。 どういう話か簡単に紹介すると、 主人公であるゆきひょうのライナ。 川で泳ぐ魚に見とれていると、サギが魚を捕まえて去っていってしまう。 今度はキツネが子ウサギを捕まえよ…

こんなに恵まれすぎてていいの?って話。

最近の私、テレビをつけていません。 大体いつもYoutube笑 特によく観るのがこの方のチャンネル。 www.youtube.com 水溜まりボンド。 注目されたいがために常識の範囲を超えてしまう方とは違い、安心して観てられます。コンビ仲もいい感じ。 変に他のYoutub…

ニュートラルでいることと『学び合い』

ふと思ったこと。 教師主導型だと、どうしてもできないこと。 それは、 「教師がニュートラルでいること」 集団を常に引っ張っていかなければならないから、教師のもつエネルギーに集団が左右されてしまう。 そこに合う子にとっては心地よいだろうし、合わな…

違う世代の方と話して気づいたこと。

先日、このような記事が話題となりました。 mainichi.jp それについて、身近な、自分と違う世代の方と話していてのことです。 いじめの件数が増えたことの背景には、認知件数が増えたことが一つの要因としてあります。 今までは報告されず、その場の指導で流…

研究授業と『学び合い』

先日、道徳の研究授業がありました。 実習生のではなく、私のです。 タイミングが被ったので、なかなかハードでした… もちろん『学び合い』は表には出しません。 でも日々の『学び合い』の中で培われた力が、存分に発揮されたのではないかと思います。 一斉…

教育実習と『学び合い』

ただいま私の学級には教育実習生が来ています。 しかし『学び合い』という言葉は一切出していません。 実習生の授業はもちろん普通。 私も見せる手前、普通の授業です。 しかしその中でも、 子どもたちは互いに理解できているかどうか、様子を伺い合っている…