集金日。
無くなったり何かあると大変なので、持ってきたお金は登校後すぐに集めています。
ある集金日の朝のこと。
「あああ~、俺のおこづかいがぁ~」
と嘆く声。
話を聞くと、どうやら自分のお小遣いから教材費などの集金を出しているそう。
まぁ実際はそれも見越してお小遣いをもらっているんだろうけど。
でも今どきの小学生が、自分が使うものであっても、こうして自分でお金を出す経験ってあまりないと思う。
「あああ~」と嘆く気持ちはもちろん分かる。
と嘆きつつも、手渡してくれるときには良い表情をしている。
こういう経験ができる環境にいる、ということがどれだけ幸せなことか、いつか気付ける時が来るといいなぁ。
今どき、現金での集金なんてほとんどなく、口座引き落としが大半だと思う。
その方が手間が省けるし、紛失などのリスクもなくなる。良いことばかり。
ただ、、、
便利さや効率の良さではなく、
不便であったり非効率であったりすることの中にこそ、
本質的な価値に気付くきっかけ、教育の効果が眠っているのかも。
そんな風に感じたのでありました(^^)
おもしろおかしくやるんべぇ♪