おもしろおかしくやるんべぇ~ゆとり世代も悪かねぇ~

THEゆとり世代。さとり世代とも言われる世代「ふたば」の見方や考え方、そして日々の学びをまとめたブログ。

令和3年最初の足袋旅👣

 

令和3年、最初の足袋旅です✨

 

警戒レベルも上がっているので、なるべく人と会わず、

感染のリスクの低い場所を探し、

 

 

そうだ!

まだ妙義神社に行ってないや!

 

と思い出し、妙義神社へ⛩

 

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ここから今日の足袋旅がスタートします。

 

 

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道の駅みょうぎ から見える妙義山の一つ、白雲山。

 

今回の目的地は、わずかに見える白の「大の字」。

そしてもう少し先にある「奥の院」です。

 

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ズームしたらよく見えました。

いやぁ、なかなかな場所にありますなぁ。

 

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これまでの足袋旅は寺社仏閣が目的地でしたが、

今回の妙義神社はまだ入り口に過ぎません。

 

初の足袋登山です!

 

 

ということで妙義神社を奥へと進みます。

 

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こちらは総門。

 

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青銅の鳥居と鐘楼、石垣に、奥に進む石段と門。

 

社殿もいいけれど、

妙義神社の中でここ好きなんだよなぁ(^^)

 

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波己曽社(はこそしゃ)社殿。

 

元々はこちらが本社で、妙義神社は波己曽神社という名だったとか。

ということは、妙義山は波己曽山?

波己曽ってどういう意味なのだろうか。

 

 

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古い石段がずらっーと。

このガタガタ感が歴史を物語ってます。

奥には随神門と、唐門も見えます。

 

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随神門に着きました。

これから登山なのに、この石段で結構疲れました笑

 

 

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石垣の上から下界を見下ろし、ちょっと休憩。

 

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唐門。

いやぁ、豪華です。

 

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孔雀、かな?

木彫りの古い彫刻が健在です。

 

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妙義神社の社殿は本当に立派!

 

日光東照宮を思い出します。 

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つい最近「日本習合論」を読みましたが、 

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妙義神社神仏習合時代の名残が感じられるので、

それもまたいいなぁと(^^)

 

 

 

新年のご挨拶、そして山に入るご挨拶を済ませ、

ルートの確認を。


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「大の字」まで50分、さらに「奥の院」まで40分。

なるほど、初めての足袋登山にはちょうどいいですね。

 

 

 

 

いざ!!

 

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「倒木の為通行不可」

「迂回」

 

大丈夫なのでしょうか?

 

 

 

いざ!!

 

 

 

 

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はじめはなだらかな登山道が続きますが、

ようやく最初の鎖場が!

 

といってもこの鎖は、使ったほうがかえって上り下りしづらいかも💦

 

足袋は滑らず、しっかりと足の指先が岩肌を掴めるので最高です!

 

 

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大の字までもう少し、というところで現れた、二本の大杉。

なんだかとっても気に入りました。

 

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最後の長い鎖場を終えると、

「大の字」と「奥の院」方面の分岐点に辿り着きました。

 

 

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そして遂に「大の字」の後ろ姿が見えました。

 

「大の字」手前のこの鎖場はかなり急でした。

上るのはまだいいとして、下りるのはかなり勇気いりました💦

 

 

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そして!

いつも遠くから見ていた「大の字」がこんな目前に!

よくここまで運んで立てたなぁ。

 

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下界を見下ろすと、

いやぁ、凄い眺めです👀

 

ただ目の前は断崖絶壁。

落ちたら確実にさようならなので、すぐさま撤退…

 

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白雲山の山頂はまだまだ上。

行く人は、よくあんなところまで行けるなぁ。

 

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奥の院」山頂方面と、「第一見晴」方面への分岐点の「辻」という場所。

帰りは「第一見晴」方面から帰ろうかと思いましたが、

「鎖が老朽化」ということで(恐ろしすぎる…)、来た道を戻りました。

 

 

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奥の院」に着きました!

「辻」からはかなりハード。

這って上ってくる感じでした。

 

 

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最後に、なんとも心許ないハシゴ。

 

 

「下を見るから揺れるんだ。」

 

いや。上を見てても揺れます。

 

滑りはしないけれど、足袋だとこのハシゴ、痛い!!

 

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痛みに耐えてハシゴを下ります(やはり微妙に揺れる…)。

 

 

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山頂に向かう鎖場。

 

 

うん、

 

これは無理笑

 

 

 

 

ということで下山。

 

岩場に乾いた枯葉が積もり、

すごく滑ります。

かなり注意して、一歩一歩ゆっくりと。

 

 

今回の足袋旅は登山でしたが、

ゴツゴツした岩の上を歩くことで、

足の裏の感覚が研ぎ澄まされたり、

足を柔らかく使うことができたりと、

なんかまた一段レベルアップした感じがします😃

 

令和3年もいろんなところを足袋旅するぞー!

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪

20 蝦夷國一之宮 北海道神宮(北海道札幌市)+α【全国一之宮巡拝の記録】

 

ものすごく久々に、一之宮巡拝の記録の更新です。

 

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前回の洲崎神社をもって、

関東地方の一之宮を全部回り終えました。

 まさかこんなペースで各地の一之宮を巡ることになるとは思ってもいませんでした。

 

 

「なんか一段落してしまったなぁ…」

 

 

 

 

 

そんな時!

 

 

まさかの、

 

 

北海道に行く予定ができました(^^)

 

 

これは「北海道の一之宮に行け」というメッセージでしょうか、

北海道にある一之宮はどこか、調べてみました。

 

予定があったのも北海道神宮も、同じ札幌市。

これは完璧すぎる流れです。

 

早速、飛行機のチケットを取りました。

一人で飛行機に乗るのは初めて、ドキドキです。

 

飛行機のチケットを取った後は、宿泊場所の確保を。

 

 

 

 

 

探しても探しても、

一泊ウン万円という宿しかありません。

 

なぜ!?

 

 

 

 

理由は後から分かりました。

 

 

行こうとしていたのは2月の3連休。

 

 

 

さっぽろ雪まつりの時期と被っていたのです💦

 

 

 

ま、直前になればキャンセルで部屋の空きも出るだろうと、

宿の予約はせず。

 

 

 

 

 

 

出発前日にいい宿が取れました!

導かれてるー♪

 

 

ということで、出発🛫

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まさかの成田も雪☃

無事に飛行機飛んで良かったー

 

 

 

 

てなわけで、

 

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いざ北海道神宮へ!!

 

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境内を進んでいきます。

 

 

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手水舎の屋根にも、雪がたくさん積もってる☃

 

 

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神々しい✨

はるばる来たぜ、札幌!!

 

 

北海道神宮の御祭神は、

・大国魂神(おおくにたまのかみ)

 (大国主命ではない、北海道の土地の神様)

大那牟遅神(おおなむちのかみ)

 (こちらは大国主命の別名ですね)

少彦名神(すくなひこなのかみ)

開拓三神と、

 

明治天皇が祀られています。

 

もともとは北海道は蝦夷

開拓に伴い、明治天皇の詔によって、

他県と同様に一之宮が置かれました。

 

最初は札幌神社という名でしたが、明治天皇の増祀をもって、

北海道神宮となったそうです。

 

開拓とみることもできるけれど、

侵略という見方もできる。

非常にナイーブなところですねぇ。

 

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おおお!!!

社殿のある方は曇りで、合間から日が差し込む感じでしたが、

振り返るととってもいい天気🌞

美しい参道✨

 

 

 

少し戻って末社に向かいます。

 

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末社、穂多木神社。

北海道拓殖銀行の物故者の御霊が祀られています。

っかいどう・くしょく・んこうで、穂・多・木ってことらしい。

 

 

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末社、札幌鑛靈(鉱霊、こうれい)神社。

開拓に関わる鉱業に従事した殉職者の御霊が祀られています。

 

 

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そして末社開拓神社

 

伊能忠敬間宮林蔵

北海道の名付け親である松浦武四郎など、

北海道の開拓に尽くした先人、37柱が祀られています。

 

 

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少し離れたところに包丁塚なんてのもありました。

昔の人はこうやって道具を大切にしてきたんだなぁ。

 

 

これにて参拝終了!

 

 

 

ちなみにこの前日の夜、

用が済んだ後に、少し札幌市内の観光も(^^)

 

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これがかの有名な時計台か!

 

 

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ちゃんと雪まつりも見てきました☃

この状況で、来年はどうなるんだろうなぁ。

 

 

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札幌の方々はこんなにおいしいものを食べてるのか。

レベルが違い過ぎる…

 

 

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今回は滞在時間が短く、あとはなにせ寒すぎたので、

あまり観光はできず。

 

しかし北海道神宮に参拝でき、

まさかの雪まつりも見ることができたので良かった良かった。

今度は夏に、もう少しゆっくり観光したいなぁ。

 

 

それができる時は、いつ来るのだろうか。

 

 

と、

思い出に浸りながらブログにまとめる

令和2年の年末でした。

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪

足袋旅第3弾👣

 

所用があり、足利にある知り合いの園芸店へ。

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そのまま帰るのもなぁと思い、

車を置かせてもらって周辺を散策することに(^^)

足袋旅第3弾のスタートです✨

 

 

 

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足利で行ってみたかったところ。

まずは鑁阿寺(ばんなじ)へ。

こちらは楼門(仁王門、山門)と反橋。

 

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鯉に、

 

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鴨に、

 

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鳩がお出迎え。

 

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門をくぐって進んでいきます。

 

 

 

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鑁阿寺はもともとは足利氏の館なのだそうです。

八幡太郎義家(源氏の祖)の子である源義国と、

その子、源(足利)義家(足利氏の祖)が、

二代にわたって邸宅としました。

 

源(足利)義康の子、足利兼重によって、

足利氏の氏寺として建立されたそうです。

なるほどなぁ!

 

写真とともに、境内の紹介を。

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国宝にもなっている本堂(大御堂)。

 

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中御堂(不動堂)。

 

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一切経堂。

 

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大銀杏と多宝塔(塔婆)。

 

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鐘楼。

 

どれも立派!

 

 

 

 

さらに奥へと進むと、

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大酉堂(おとり様)。

 

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校倉。

 

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ひるこ堂。

 

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そしてお稲荷さんがありました。

 

 

 

 

 

鑁阿寺への参拝を終え、来た道を少し戻ります。

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ということで次なる目的地は、

 

 

 

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「日本最古の学校」と言われる、足利学校です。

 

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學校門。「学校」と書かれた門はここしかないそうです。

 

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孔子廟

 

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中には孔子坐像と、

学問にすぐれ野相公(やしょうこう)と呼ばれた小野篁(おののたかむら)坐像がありました。

 

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庭園も見事です!

 

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メインの建物で、方丈、庫裡(くり、生活の場)、書院。

 

 

 

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中には宥坐の器(ゆうざのき)というものがありました。

水を入れると器が安定するのだけれど、

ある一定以上入れるとひっくり返ってしまう。

腹八分目。何事もほどほどが大事なんだなぁ。

 

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少し見える書院はこんな感じ。

 

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フランシスコ・ザビエルによって、

日本の中で最大、最も有名な坂東の大学として世界に紹介されたそうです。

 

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国宝の書物もたくさん!

 

 

 

 

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他にも衆寮や、

 

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図書館、

 

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奥には庠主(しょうしゅ、学長)の墓所など、いろいろとありました。

 

 

 

 

また少し歩いて、いよいよ最後の目的地、

 

 

 

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織姫神社です。

 

 

 

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ここまで歩いて、最後に階段はなかなかハードでした💦

 

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もう日も沈みかけています。

 

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足利と言えば織物。

しかし機織の神社がありませんでした。

 

宝永2年(1705年)、足利藩主であった戸田忠利が、

伊勢神宮の直轄であり、天照大御神の絹の衣を織っていたという

神服機織神社(かんはとりはたどのじんじゃ)から、

 

天御鉾命(あめのみほこのみこと)と、

天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)の二柱を勧請し、

織姫神社遷宮したそうです。

(本当はこの間、もっと複雑だったようですが)

 

 

機織りを司る天御鉾命と、

織女の天八千々姫命

二柱で共同して織物を織り、天照大御神に献上したそうです。

 

織物は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が織り合って織物になることから、

男女二柱の神様を御祭神とする、縁結びの神社と言われるようになったそうです。

 

たーてのいとはあーなたー、よーこのいとはわーたしー

おりなすぬのはー♪

ってやつですね(^^)

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また織物をつくる織機(しょっき、機械)は鉄でできているものも多いので、全産業の神様といわれ、

7つのご縁を結ぶ産業振興の神社とも言われるそうです。

 

なーるほどなー!

 

 

今回写真に撮り忘れましたが、

織姫神社には7色の鳥居の並んだ道もありました!

 

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足袋旅をするのは、いつも急に思い立って。

毎回帰り道は夕暮れ。暗さと寒さとの闘い。

次はちゃんと計画しよっと!

 

 

 

 

というわけで、

今回は足利のまちと、

行ってみたかった3つのスポットを

じっくりと見て回ることができました(^^)

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪

最近は小説を、の話。

 

今回読んだ本はこちら。

ツナグ(新潮文庫)

ツナグ(新潮文庫)

 

 

辻村深月さんの「ツナグ」

 

辻村さんの作品を読むのは2作目。

以前「かがみの孤城」を読んだことがありました。

かがみの孤城

かがみの孤城

 

 

その時はおススメされて読んだのですが、

おもしろくって一気に読み切ったことを覚えています。

 

そして今回の「ツナグ」もまた、おススメされたので読んでみました。

(ツナグの方がかがみの孤城より過去の作品だけど)

 

 

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。

使者である主人公の歩美と、依頼主ごとに違うエピソードがまとまった長編小説です。

 

かがみの孤城を読んでからだったので、小学校高学年くらいでも読みやすいものかと思いきや、

生者と死者、立場の違う両者の心情から、生と死についても深く考えさせられる、

深いというありきたりな言葉でしか説明できない自分の語彙力のなさを恥ずかしく思う作品でした。

 

最初は「同じようなエピソードが続くのだとしたら先が長いなぁ」と感じながら読んでいたのですが、

「親友の心得」の章、女子高生のストーリーで、一気に没入スイッチ入りました。

この心理描写、すごいわぁ(またしても語彙力のなさが…)。

 

そして最終章、「使者の心得」も良かった。

個人的に、それぞれの章が独立しているのではなくて、どこか繋がっているパターンが好きなのでそれもハマった要素の一つ。

 

 

最近はYouTubeで動画ばかり観ているのだけれど、正直飽きてきた。

動画は分かりやすくていいのだけれど、その分かりやすさがつまらなさにもなる。

 

何か新たな情報、ノウハウを得たいときには、動画は分かりやすくていい。

DIYやら料理やら。

 

ただ物語は、分かりやすさが邪魔になる時もある。

自分の経験と重ね合わせたり、想像で補ったりできる余地が欲しい。

 

映画って難しいなぁ、と思う。

一つの物語を語るのに、2時間という尺は短い。

結果として詰め込みすぎになってしまうし、かといって時間を伸ばしてだらだらと続くのも飽きる。

最近はストーリーよりも映像美で勝負してる感があるので、ちょっと私の望むものとは違う。

 

ただ、小説は小説で、読むのに時間が掛かるんだよなぁ…

そのあたりも、難しいなぁ。

 

 

絵本やらマンガやら、絵があると分かりやすい。

しかしその分かりやすさに、いつか飽きる時が来るのではないか。

活字の本を子どもに読ませたいと思うなら、

まずは飽きるほど絵本やマンガを読ませればいいのではないかと思う。

絵本やマンガには絵本やマンガの魅力があり、

活字の本には活字の本の魅力がある。

 

同じように、ラジオなどの音声には音声の、

テレビ、映画、YouTubeなど、動画には動画の魅力がある。

 

これらは対立するものではなく、

どれが優れたものか、と考えるのも少し違う気がする。

 

それぞれの良さがあり、あとは好み。

私は、よりシンプルなものが好きかな。

そう考えると、情報を極限まで削った「俳句」という文化、凄いなぁ。

ハマったりして(^^)

 

 

 

あ、「ツナグ」には続編もあるらしいので、

いつか読みたいなぁと思います。

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪

同じタイミングで同じ本を!?の話。

 

今回読んだ本はこちら。

モモ (岩波少年文庫)

モモ (岩波少年文庫)

 

 

ミヒャエル・エンデ作の「モモ」です。

 

ずっっっっっと前に一度、読もうと思ったことがあったのですが、

長くてその時は途中で挫折しました。

 

しかしいつかまた読みたいなぁと思っており、

今回ようやく最後まで読むことができました。

 

対象は小学校5・6年生以上とありますが、

大人が読んでも十分楽しめると思います。

 

というよりも、絵本のように、

大人になってから読むとまた違った気付きを得られるような、

忘れていた大切なことに気づかされるような、そんな感じのする本です。

 

主人公モモが時間泥棒に立ち向かっていくストーリーにわくわくし、楽しく読めるのはもちろんですが、

自分自身の「時間」の使い方についても考えさせられます。

 

効率の良いこと、速いことが良いことのように思われますが、

そうやって生み出した時間を何に使うのか。


そこが一番大事なのに、忙しさの中で考えることすらしなくなってしまう、できなくなってしまう、

それでは本末転倒だなと思います。

 

 

最近はこんな感じで、 

www.futaba1107.com

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畑仕事やら足袋旅やらをしているわけですが、

効率を求めないこと、一見無駄と思われることをする方が、

かえって充実感を得て、凄く楽しいです(^^)♪

 

これが生きた時間の使い方ってことなのかなぁ、なんて。

 

 

 

 

 

そして!

 

 

な、な、なんと!!

今日!!

 

www.youtube.com

 

オリラジのあっちゃんも、

YouTube大学で「モモ」を紹介しているではありませんか!!!

 

 

同じようなタイミングで、同じ本を読んでいるなんて!

 

ビックリだ!!

 

 

 

長めの本ではありますが、それだけの時間を費やして読む価値ありです✨


年末年始など、時間のある時に是非読んでみてください!

おススメします(^^)

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪

足袋旅第2弾👣

 

 先週から始めた足袋旅。

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今回はその第2弾です。

 

まだ行ったことのないところで、それなりに歩けるところ。

考えた結果「松井田城」に行ってみることにしました。

 

ただ松井田城を歩くだけだと歩数が増えないので、安中市内から歩くことにしました。

 

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正面に見えるのは浅間山

この日の朝は随分と冷え込んだので、山も雪を被っていました。

 

 

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道中で見つけたカラスウリ

鮮やかで綺麗だなぁ✨

 

 

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松井田城の入り口に着きました。

この先に駐車場もあるそうなので、お車でお越しの方はそちらまで。

 

 

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いやぁ、天気も良いし最高ですなぁ。

 

 

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秋から冬へと移ろいも感じます。

美しさと儚さを感じるこの季節、好きだなぁ(^^)

 

 

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案内地図を手にし、松井田城を奥へと進みます。

大型の野生動物に遭遇してしまわないことを祈ります。

 

 

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こりゃあ、いかにも前から何かが走ってきそう💦

 

 

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ポイントごとにあるカンカンを鳴らしながら、

先へ先へと進みます。

 

 

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大手門跡。

門の跡の石垣が少しだけ残ってます。

 

 

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本丸と二の丸の分岐点。

まずは二の丸に向かいます。

 

 


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二の丸に着きました。

山城ということもあって、あまり広くないです。

当時はどんな感じだったのかなぁ。

 

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遠くに妙義山が見えました。

 

 

 

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本丸に着きました。

 

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本丸跡には虚空蔵菩薩が祀られていました。

 

 

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こちらは安中廓。

 

 

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安中廓には、松井田城を築城(改修)した大道寺駿河守政繁公の記念碑がありました。

 

 

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 バイパス側から出てきました。

 

 

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おお!

妙義山がドーンと!

 

 

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松井田城入り口にある補陀寺へ。

 

 

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立派なお堂です。

 

 

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これで終わり!

ではなくて、まだ安中市内方面まで歩かなきゃなんですよね💦

 

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どんどん妙義山に陽が沈んでいきます。

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辺りがどんどん暗くなっていく…

帰りは早歩き、急ぎました。

 

 

この日は20kmちょい歩きました。

だんだんと体の力が抜けてきて、インナーマッスルを使って歩けている感じになりました。

かかとは痛いけれど、他は特に疲労感もありませんでした。

慣れればかかとも強くなって、痛みを感じなくなっていくのかな。

そうしたら凄いことになるのでは(^^)

 


今週のお題「自分にご褒美」

 

自分にとっては何か物を手に入れるよりも、

こうやって美しい風景を見られたり、健康に歩けたり、

いろんな体験ができること、生きていることそのものが一番のご褒美だなぁ✌('ω'✌ )

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪