安房神社、そして房総南端を旅した後は、
遂に関東最後の一之宮、
海の近くの神社ということもあり、
境内の雰囲気や生えている植物も、南国って感じでした。
子宝の蘇鉄(ソテツ)。
松、杉、銀杏、檜、蘇鉄。
中学理科で覚えた裸子植物。
蘇鉄なんて、その時に覚えたくらいで、
こうして現物を見るのは初めてでした。
そういえば、神社に植えてある樹木って、
裸子植物が多いですね。なんでだろう。
立派な髄身門です。
こちらに書き置きの御朱印が置かれていました。
どうやら神職さんは常駐しているわけではなく、
直接書いていただくには、事前に連絡をとっておかねばならないようです。
そうした神社に参拝するのは初めてだったので、今回は書き置きのものをいただきました。
いつか直接書いていただきたいなぁ(^^)
写真だと伝わりづらいですが、かなり急な階段です。
階段の先が社殿です。(階段の写真って上りか下りか分からないよね)
上り切りました!
こちらの洲崎神社は、これまでに参拝した一之宮の中で最も小さな神社でした。
一之宮でもこうした神社もあるのだなぁと。
洲崎神社の御祭神は、天比理乃咩命(アマノヒリノメノミコト)。
若干表記が違いますが、安房神社のアメノフトダマの后神です。
元の名を洲神(すさきのかみ)とも称するそうです。
拝殿から後ろを振り返ると、海!
だいぶ日も暮れてきましたが、それがまたベストなタイミング。
夕焼けが綺麗でした。
暗くなる前に、境内を散策します。
横から見た本殿。
稲荷神社。
長宮。
境内にこんな場所がありました。
富士見鳥居から海を眺めていると…
後ろから声を掛けられました。
振り返ると、そこにはお爺さん。
全く気配を感じなかったので、ビックリ!
しかし表に出しては失礼なので、必死に耐えました。
近づいてきますが、たどたどしい歩き方。
本当にあの階段を上って来られたのでしょうか。
なんてことを考えていると、
「ここには昔、今上天皇(参拝した時はまだ平成)と美智子様がお忍びで来られたんですよ。」
と教えてくれました。
お忍びなのにバレてるんですね(^^)
しかしこの風景を見ていたんだなぁと思うと、感慨深いものがあります。
この日は雲が多かったですが、
晴れているときには先の三浦半島や富士山も見えるそうです。
気付いたらお爺さんはいなくなっていました。
え、幻覚じゃないよね?
あの急な階段を下りていきます。
実はこの先、海岸沿いに下りられるそうなので、そちらにも行ってみることに。
こちらは浜鳥居。
これまたいい感じです。
こちらは御神石。
御神石の向く海の先、
「阿吽」の関係になっているそうです。
なるほどー!
帰りに一枚。
日が暮れて辺りの木々も良い感じに。
ちなみにこのお爺さんではありません。
近くの洲崎灯台を横目に、帰路につきました。
早朝の玉前神社参拝からスタートしたこの旅も、
洲崎神社を参拝し終えたらもう夕方。
あっという間です。
そしてこれにて、
関東地方の一之宮巡拝達成!!
始めてまだ3,4カ月。
まさかこんなハイペースで進むとは…
しかし、
この時はまだ、
さらにペースアップしていくことなど、知る由もないのでした(^^)
おもしろおかしくやるんべぇ♪