ある時ふと、この記事を目にしました。
光浦さんのことは、めちゃイケでずっと観てきました。
ブスキャラとしていていじられつつも、それが彼女の芸風であり、
それなりのポジションを得ているのだと思っていました。
ところが女性芸人が増えたり、めちゃイケが終わったり、
このコロナ禍で仕事が無くなったり、
記事に「仕事がない=価値がない、としか思えなくなってしまいました」とあるように、これまで仕事一筋でやってきたような人ほど、仕事がないことが精神的にも大きなダメージとなってしまうのかなぁと思います。
時間的なゆとりが生まれ、海外留学しようと思うも、それも叶わず…
あれあれ…
でも今この機会に、これまでの生き方を見直し、
新しいことを始めてみようという人は多いのではないかと思います。
飾らない等身大の生き方が素敵だなぁと思って、
光浦さんの書かれた本を探して読んでみました。
「はじめに」には、
この日記を読んで、
なんだこの人もたいしたことねーな、
自分のほうがマシだな、と思っていただけたら、
これ幸いです。
とあります。
全くもって、大したことない人でなどではないのですが、
自虐っぽい書き方が共感を誘い、読者を勇気づけてくれます。
テレビで長年活躍している人でもこうなんだなぁ、と。
とあるトラブルに巻き込まれ、「怒り」しかなかった光浦さんが、
そのトラブルをも楽しむ仲間を見て思ったこと。
「正しい、正しくない」じゃなくて、
次に笑っていられるにはどうしたらいいかを優先すること、
それが大事なんだ!
相手の間違いを指摘することもできる。もちろんそうした方が良い時もある。
しかし旅行のように、せっかくの楽しみたい時間を、わざわざ相手の間違いを指摘して怒りの感情に振り回されるのはもったいない。
「次に笑っていられるにはどうしたらいいか」っていいなぁ(^^)
いろいろなエピソードから光浦さんのものの見方や考え方を知ることができたり、
その書き方がなんとも心地よいものであったり、
ビジネス系、自己啓発系の本やYouTube動画は、許容量を超えると良くないなぁ。
行動できていない自己の否定になってしまったりする。
だからと言って行動しないことを正当化するわけではなく、
時には小休止、適度な休息も大事だよね、と。
一回休んで、それからまた動き出せばいい。
光浦さんだってものすごい努力家なのにそれをひけらかさず、むしろ自虐的。
彼女の文章から「自分も、ぼちぼち頑張るかぁ」と活力をいただき、癒されたのでありました(^^)
おもしろおかしくやるんべぇ♪