おもしろおかしくやるんべぇ~ゆとり世代も悪かねぇ~

THEゆとり世代。さとり世代とも言われる世代「ふたば」の見方や考え方、そして日々の学びをまとめたブログ。

学級経営の話。

 

大学の時の、ある先生の話を思い出します。

 

「いくら美味しいご飯でも、一緒に食べる人との関係が悪かったら、美味しく感じない。

しかし仲が良い人とだったら、多少不味いご飯でも、『不味い不味い』と笑い合いながら、なんとか食べられる。」

 

という感じの話。

 

 

そこから私は、授業よりも学級経営に重きを置いたコースに進みました。

 

 

かといって授業を疎かにしているわけではありません。

ただ毎回の授業を、フルコースのディナーのように、あれもこれも盛り込んだものにするのではなく(豪華な料理も毎日じゃ飽きちゃうし…)、

ごはんとみそ汁、漬物的な、素朴な美味しさ、安心感のある授業を極めようと思っているわけです。

目指す方向が違うだけ。

 

気付けば普段の食生活まで、そんな感じになっちゃってます笑

 

 

 

「密」になりたい子供たちが、「密」になれない今の状況、

そんな彼らとの思いをやり取りするツールとして、今年は「振り返りジャーナル」に取り組んでいる、ということを、以前記事にしました。

 

www.futaba1107.com

 

 

「振り返りジャーナル」ともう一つ。

こちらはずっと取り組んでいることですが、

 

「クラス会議」

 

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議題を決めて、それについて話し合ったり、

見つけた誰かのいいところを発表したり、

 

初回は、いくつかレクをした後、

「学校が再開になって、1ヵ月が経っての想い」を共有しました。

 

 

なかなか話し合い活動をするのは難しいと思っていましたが、

広い特別教室が空いており、距離を取って円がつくれました。

 

 

「家で勉強をしていた時はなかなか集中できなかったけれど、学校でみんなと勉強したら集中できた」

 

「みんなと遊んだり話したりできてよかった」

 

そんな声が聞かれました。

 

 

やろうと思えば勉強は家でもできます。

 

休校中、塾がオンラインで始まったという子もいましたが、

扱い方に慣れていなかったり、

なかなか質問がしづらかったりしたそうです。

 

一部の子は、家で予習をどんどん進めていました。

しかし大多数の子は、なかなか家では集中して勉強できない、

これが現実なのだと思います。

 

それが悪いということではなく、

その状況をどう生かすか、です。

 

家でもどんどんできる子は、今でも引き続き予習を進めながら、

学校では、理解しきれなかったところを復習したり、

教えてあげたりしながら更に理解を深めています。

 

トップランナーの走る姿に触発され、

家ではなかなか集中できないという子も、

学校では集中して取り組んでいます。

 

 

感染するリスクのある学校にわざわざ来ているのですから、

とるべき対応はとりつつ、

いかに学校で過ごす時間を充実したものにできるかだと思います。

 

 

互いの想いを共有し合うことで、

子供たちから自然と笑顔が出てきます。

 

物理的に距離を取る中で、

心までもが離れてしまったと感じているようです。

きっとこうした想いを抱いている子は多いでしょう。

 

その心のつながりを復活させるため、

例年以上に「クラス会議」が大いに機能しています(^^)

 

想いを共有し合ったら、

クラスの雰囲気が変わりました。

 

これは言葉では上手く説明できません。

やって、感じてください笑

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪