おもしろおかしくやるんべぇ~ゆとり世代も悪かねぇ~

THEゆとり世代。さとり世代とも言われる世代「ふたば」の見方や考え方、そして日々の学びをまとめたブログ。

「場」と「役割」の話

 

「密」を避けるため、外出自粛、

在宅での勤務や学習などが進められています。

 

私も週に何度かは在宅勤務になりました。

 

 

しかし、なかなかモチベーションが上がらず、非常に効率も悪い…

 

 

 

過去を思い返してみると、

 

私は家で勉強をしたことがほとんどありません。

 

 

小学生の頃は、

休み時間や放課後を使って済ませてくるか、

授業中にこっそりやるか、

もしくはやらずに乗り切るか笑

 

中学生高校生くらいになると、

図書館でやったり、

それっぽいスペースを見つけてやったり、

 

家でやったのは、テスト前で本当にヤバい時くらいかな。

 

 

大学生の時もそうで、

自分の部屋では集中できないので、

図書館やら、共有スペースやら、ゼミ室やら、

 

喋るわけではないけれど誰かがいるような、

そんな場所でやっていました。

 

 

私にとって「家」という「場」は、

勉強や仕事をする場ではありません。

 

厳密にいうと、

自分がやりたいと思うことをやって、

結果的にそれが勉強や仕事につながっているということはあるけれど、

 

やらねばならない勉強や仕事をする場ではない、という感じかな。

 

 

特に実家にいる時は、私は一番年少者。

家族の中で、コツコツとやる、努力をするという感じではありません。

むしろそういう姿を見せることを避けるために、違う「場」を求めていたかも。

 

これは「末っ子あるある」かもしれないな。

 

 

 

こうした心理や経験が今にも続いているのか、

家ではなかなか集中できません笑

 

そして自分ができないことを子どもたちに求めなければならないのは、非常に心苦しい。

 

 

「いつまで子どもみたいなことを言ってんだ」と思われそうですが、

そうなんだから仕方がない笑

 

やはり「場」というものの効果は大きいと思います。

 

 

 

「学校」という「場」は、

「勉強する場所である」というイメージ、

そして「友達や先生、先輩、後輩がいる」という、家とは違う一つの社会であるというイメージから、

適度にプレッシャーがかかった状態になります。

 

家ではダラダラしているけれど、学校では頑張っている子というのは、

「家」と「学校」とで切り替え、上手くやっているのだと思います。

 

しかし今回のように休校となってしまうと、

家で勉強をしなければならなくなります。

図書館のような、違う場の効果を得ることもできません。

 

もちろん一定数は、今までも家で勉強していた子もいるはずですが、

(感覚でしかありませんが、第一子は、結構家でも努力するんじゃないかな)

 

一定数は、家では集中できない子もいる(代表例、私)。

 

 

 

そして今回、試験的に、

オンライン上にそうした「場」を設けることにしました。

 

簡単に言うと、「その日に達成したいことを宣言」し、

「達成状況を報告」し合う、クローズドなオンライングループ。

 

宣言してしまった以上、

「やらねばならない」というプレッシャーを、自分にかけることになります。

 

また状況を報告するというアウトプット的な場があることで、

モチベーションの維持にも繋がります。

 

ちなみに今日は、

「21時までにブログを更新する」というミッションを自分に課しています。

制限時間が迫っています笑

 

宣言していなければ、

「ある程度でストップして、続きは明日でいっか」となっていたかもしれません。

 

 

まだ初めてみたばかりですが、

私にはこうした少しのプレッシャーがあるといいようです。

 

 

 

では子どもたちはどうするか。

 

「オンライン朝の会」なんてのが取り組みとして始まっているようですが、

zoom等でオンラインミーティングができる環境があれば、とても良いと思います。

顔を合わせ、やることを確認するだけでも、少なくとも私のようなタイプには効果的です。

 

 

しかしそうした環境が整っていないのが現状。

 

リアルな「場」も、

オンライン上の「場」も使えない。



何か現状を打破する術はないか、

どうしたら今よりも一歩先に進めるか、


今後も模索していきたいと思います。

 

 

 

 

 


もともと自分には、家では集中できずだらけてしまう弱さがあり、

それに対抗する手段としてオンライングループを作りました。

 

しかしその中では、さもしっかりしていそうな投稿をしているわけです笑

 

 

 

家族の中では「年少者」「末っ子」

職場では「先生」

オンライングループ内では「管理者」

 

「本当の自分」なんてのは存在しなくて、

 

というより、

 

どの自分も「本当の自分」なわけで。

 

 

人間、その場その場に応じて、

相応しい「役割」を演じているだけなのかもしれません。

 

 

そう考えていくと、現状を、自分を変えたいのならば、

新たな場に飛び込んだり、新たな場を自ら作るしかありません。

 

 

そしてまた、突き詰めていくと、

すべて壮大な演劇、ゲームであり、

結局すべては仮想現実…

 

っていうよくわからんところに行きつきそうなので、ここでおしまい。

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪