おもしろおかしくやるんべぇ~ゆとり世代も悪かねぇ~

THEゆとり世代。さとり世代とも言われる世代「ふたば」の見方や考え方、そして日々の学びをまとめたブログ。

「時間割」の話。

 

「これから〇時間目の△△の授業を始めます、礼」

 

という挨拶に始まる授業が日に6回。

週5日間で計30回。

 

今回、時間割について考えるきっかけになったのが、

キンコン西野さんのこの動画。

 

www.youtube.com

 

始まった瞬間から一気にエンジン全開ならいいけれど、

だんだんと乗ってきたところで、チャイムが鳴って終了、

というのはよくあること。

 

その5分、10分後には、また他教科の学習モードに切り替えなくてはいけない。

 

 

西野さんが言うように、ゾーンに入っているときにブレーキをかけなくてはいけないのって、すごくストレスがかかるし、何より生産性が落ちる。

今やっていることに没頭するという、子どもの頃に多く経験しておいたほうが良いだろうなぁと思うことの妨げにもなってしまう。

 

 

 

一番いいのは、自分で好きなように時間割を組んで取り組むこと。

やりたいときにやりたいことをやれる。

 

でもそうやって自分で時間割を組めるだけの力があるのなら、

わざわざ学校に行かなくとも、オンライン動画などで自分で勉強できる。

またはそうした学校を選択して通えばいいだけのこと。

 

多くの人はなかなかそうはできない。

 

 

一般の公立校でできることは無いだろうか。

 

 

 

 

そこで思ったのが、

 

 

 

なるべく途切れないよう、

2時間続きでやればいいじゃん!

 

 

 

生活科や図工などでは、準備の関係や活動内容の都合で、2時間続きでやるというのはよくあること。

しかしなぜ国語や算数などの教科は、2時間続きでやらないのだろう。

 

ずっと先生の話を聞かなくてはならない、というのであれば、

それでは集中力が持たない。

 

しかし今はずっと話を聞いていることなんてほとんどない。

説明を聞く時間があり、演習の時間がある。

 

なんとなく1時間の中で1つの課題に取り組むというのがスタンダードっぽい。

でもたまに時間が余る、なんてことがある。

 

 

これがもし2時間続きになったなら、挨拶に要する時間が減るし、

何より外的要因によって集中を途切れさせられるということが減る。

 

一度集中モードに入ったときの人間の力はすごいもので、

2時間で2つの課題ではなく、3つ以上の課題をこなせる子もでてくるはず。

 

そうすれば少ない時間で一単元の学習を終え、

余った時間を復習の時間に費やすなどし、理解をより深めることができる。

手をかけるべき子に手をかける時間も生まれる。

 

 

時数は増えないのにやることばかり増えていく現状。

それを窮屈に感じるのは、教員だけでなく子どもも同じ。

 

 

1教科2時間続きでやれば、1日に3教科やればいい。

そう考えると授業に対する負担感がかなり減る気がする。

 

もちろん中には2時間続きでできないものもあるだろうけど(さすがに体育の連続はキツいし、専科の授業もある)、1日に1教科でもこうやってできれば、時間的にも精神的にも、だいぶゆとりが生まれるように思う。

2時間連続と言っても、45分(50分)×2コマの90分(100分)。途中に小休憩も入るので、そこまで長時間には感じない。

45分(50分)で6回にぶつ切りにされるよりはマシな気がする。

 

 

大胆な改革はなかなか難しいけれど、

これくらいのちょっとした取り組みならいけそうな気がする。

 

これから少し試験的に取り組んでみようかな(^^)

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪