おもしろおかしくやるんべぇ~ゆとり世代も悪かねぇ~

THEゆとり世代。さとり世代とも言われる世代「ふたば」の見方や考え方、そして日々の学びをまとめたブログ。

11月末、畑の様子。

 

毎週末の畑作業、とっても癒されます。

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今回は収穫できたものをまとめます。

 

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まずは間引いた小カブ。

大きくなっているものもあり、収穫が楽しみです。

 

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そしてコマツナ

大きくなった葉をいただきました。

きっと来週にはまた大きくなった葉が収穫できるでしょう。

毎週少しずつ新鮮な野菜をいただいて帰れるなんて、なんと贅沢なんだろう。

 

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こちらは半結球型のハクサイの、外側の大きくなった葉。

とってもみずみずしくて、生でもいけちゃいそうです。

 

 

以前に蒔いたスナップエンドウも、ようやく芽が出始めているような。

次回には写真を載せることができるでしょう(^^)

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪


今週のお題「感謝したいこと」

新しい靴?を手に入れた話。

 

自分に合った靴はどんな靴だろうか。

ずっっっと探してきました。

 

О脚になっていて、少し内反小趾気味。

いろいろと調べていくうちに、

足首、膝裏、ふくらはぎ、腿の前側が固くなっていることが一つの原因かなと考えました。

 

しかしこうした症状を放っておくと、

膝が痛くなって歩けなくなってしまったり、

足のゆがみを補正するために腰や背骨、首もゆがみ、

呼吸、循環、いろいろと影響が出てしまったりするようです。

 

そこで、足本来の動きを取り戻すプロジェクト開始。

 

一時期履いてみたのがコレ。

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履くことで不安定な状況を作り出し、バランスを取ることで

足本来の動きを取り戻すというもの。

 

しかしなんだか合わず…

常に一本下駄を履いているような、それって自然じゃないよね、と。

 

やはり一番自然なのは裸足!

とはいえ外で裸足で生活するわけにはいかないし、

いきなり裸足では足を痛めてしまいそう。

 

なるべく裸足に近く自然なものを。

となると浮かんできたのが草履。

草履の中でも、特にこの足半(あしなか)というのはいいなぁと。 

 

草履の前半分のような形状で、踵は地面に直接接地します。

上野の西郷さんの像は足半を履いているそうです。

 

しかし草履、足半を履いて足を黒くしながら生活するというのも、

なかなか現代には合いません。

 

うーん、そのあたりの加減が難しい…

 

いろいろ考えた上で、これなら普段使いもいけるかなと考えたのが、

 

地下足袋

後ろの留め具(コハゼ)が5枚のやつなら、良い感じに履けそうです。

デザインは求めません。ホームセンターの安物で十分です。

ソールを厚くするなど、履きやすくすればするほど、

今度は足の開発が阻害されてしまいそうですから。

 

なにより安いのが良いですね。

だいたい2000円!

ランニングシューズなら10000円くらいするので、地下足袋を5足も買えます✨

 

実際に昨日一日、裸足に地下足袋で生活してみましたが、なかなかいい感じ(^^)

かかとが痛くなりましたが、それだけ普段はかかとが靴のソールで守られているんだなということが分かりました。

地下足袋を脱いだ瞬間ビックリ!

かかとが高くなったような感じで、ヒールのある靴を履いているような感じでした。(履いたことないけど)

最初は寒いかなと思いましたが、足がしっかり動くのでむしろ温かくて、

暑くて上着も脱いでしまうほどでした。

 

まずは1ヵ月、地下足袋を普段使いしてみようと思います。

これからどうなっていくか、変化が楽しみです(^^)

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪

クラス会議三昧な日々、の話。

 

以前にこんな記事を投稿しました。

 

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私は校内の特別活動を担当しているのですが、

今年はこの状況で学校行事や児童会の集会行事などはとことんなくなり…

クラブや委員会も縮小した形で行うことに。

 

そこで今年は学級活動を深めみてはどうかと提案しました。

具体的には「クラス会議」。

学級活動の中で話し合う力を高めれば、それはそのままクラブや委員会、学校行事の際に話し合うときにも役に立つと思います。

来年度以降を見越して、クラス会議を通して話合いのスキルを高めることにしました。

 

 

まずは校内研修の時間に、先生方にクラス会議を紹介し、

実際に体験してもらう時間を設けました。

良いところを発表しながら雰囲気も和やかになり、良かったのではないかと思います。

一つ校内でアクションを起こすことができました。

 

 

次に一人一授業を学活で行い、クラス会議をしました。

何回か経験した後のリアルな子供たちの姿を見てもらうことがねらいです。

今回の議題は「悩んだ時の本の選び方」でした。

クラスの子たちはよく本を読むのですが、いつも同じような本に偏ってしまうようで、なかなか本が選べない、という声が挙がりました。

それに対していろいろと意見を出していくのですが、実に多様な意見が出ました。

予想していた意見は「司書の先生や友達のオススメする本を読む」などでしたが、

「前に読んだ本のあった棚の本を、端から読む」、「一回読んで途中で挫折した本をもう一回読んでみる」など、思いつかないような意見にびっくり。と同時に、確かに選べないときはそういう選び方もアリだなぁ、なんて思ったりしました。

 

赤坂先生にも相談に乗っていただき感謝感謝です。

とまぁ、ここ最近はクラス会議三昧だったのでありました(^^)

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪

またもやお笑い芸人さんの本を、の話。

 

今回読んだ本はこちら。

哲学 (幻冬舎よしもと文庫)

哲学 (幻冬舎よしもと文庫)

 

 

島田紳助さんと松本人志さんが、

お互いの価値観について語ったことをまとめた一冊です。

 

お笑い芸人は人を笑わせることが仕事。

傍から見れば楽しそうだけれど、きっと本人たちには本人たちの大変さがあるはずです。

しかしテレビではそうした姿は見せず、むしろ笑いに変えてしまったりする。

 

そうした姿から何か学べることは無いか、

またどうやって人を惹きつけているのか、

そう思い、芸人さんの本を探していました。

 

中でも特に、島田紳助さんの本を探していました。

しかしなかなか見つからず。

そんな時にようやく見つけたのがこの本でした。

 

 

ちなみに前回読んだのは光浦靖子さんの本も、

その時に一緒に見つけたものでした。 

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どんな内容かなぁと思って読んでみると、笑いの要素はほぼ無し。

なかなか真面目な内容でした。

 

随分と前の本なので、今とは価値観が変わっていることもあるかもしれません。

特に松ちゃんは、茶髪なんて、と言ってるのに今の自分は金髪だし。

 

 

B&Bというのは名前だけは聞いたことがありました。

その一人が島田洋七さん。「佐賀のがばいばあちゃん」の。

紳助さんが洋七さんに憧れていたとか、そうしたことは初めて知りました。

そこから徹底的にネタを分析し、ツービートが人気になっていったことも。

 

そしてまた、松ちゃんが紳助さんに憧れていたことや、

ダウンタウンの登場にツービートが解散を決めたことも。

 

こうした知らなかった過去の話を知ることができ、面白かったです(^^)

 

 

CDを買ってほしいという娘の要望に応えなかった紳助さん。

自分で買わないことには、真の喜びは得られないから、ということらしい。

そうした話をしっかりと子どもたちとする。

紳助さんの教育観、さらに気になるなぁ。

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪

久々更新、11月の畑の様子。

 

久々の畑の様子の更新です。

というより、ブログ自体の更新も久しぶり。

11月初めての記事が、既に15日になってるとは💦

 

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ということで畑の様子はこんな感じ!

 

ライ麦がとってもよく育ってます。

このままどんどん根を伸ばして、土を耕しておくれ(^^)

 

このまま伸ばし続けるか、一度刈るか、

どっちがいいんだろうなぁ。

 

 

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ずっと放置していたオクラを遂に片付けました。

そして種採り用にとっておいた実を収穫。

来春に蒔くぞー(^^)

 

オクラを片付けた後の畝には、

 

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2種類のエンドウを蒔きました!

 

お味噌汁に入れるのが楽しみだなぁ♪

 

 

また、小カブとダイコンの間引きをしました。

 

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こちらが小カブ。

 

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そしてこちらがダイコン。

 

どちらも漬けて美味しくいただきました。

 

間引いた中で一番大きかったダイコンがこちら。

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比較用に手袋を横に置いてみました。

20cmほどでしょうか。

 

まだまだ畑を始めたばかりの土で、

こんなに深くまで根を伸ばしてくれました。

それだけで嬉しすぎます✨

 

 

昨年はカブもダイコンも、

すべてナガメというカメムシの一種にやられてしまいました。

 

しかし今年はほとんど虫食いがありません。

良く見るとナガメがいましたが、大量には食べられていませんでした。

 

やっぱり育てたい作物だけを育てるよりも、

他の植物も残しておいた方が良さそうです。

あとは土質も影響しているんだろうか。

 

少しずつ少しずつの畑ですが、

去年上手くいかなかった経験が今に生きてます!

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪

たまにはさらっと読めるような本を、の話。

 

ある時ふと、この記事を目にしました。

news.yahoo.co.jp

 

光浦さんのことは、めちゃイケでずっと観てきました。

ブスキャラとしていていじられつつも、それが彼女の芸風であり、

それなりのポジションを得ているのだと思っていました。

 

ところが女性芸人が増えたり、めちゃイケが終わったり、

このコロナ禍で仕事が無くなったり、

 

記事に「仕事がない=価値がない、としか思えなくなってしまいました」とあるように、これまで仕事一筋でやってきたような人ほど、仕事がないことが精神的にも大きなダメージとなってしまうのかなぁと思います。

 

時間的なゆとりが生まれ、海外留学しようと思うも、それも叶わず…

あれあれ…

 

でも今この機会に、これまでの生き方を見直し、

新しいことを始めてみようという人は多いのではないかと思います。

 

飾らない等身大の生き方が素敵だなぁと思って、

光浦さんの書かれた本を探して読んでみました。

 

ハタからみると、凪日記

ハタからみると、凪日記

  • 作者:光浦 靖子
  • 発売日: 2018/06/22
  • メディア: 単行本
 

 

「はじめに」には、

 

この日記を読んで、

なんだこの人もたいしたことねーな、

自分のほうがマシだな、と思っていただけたら、

これ幸いです。

 

とあります。

 

全くもって、大したことない人でなどではないのですが、

自虐っぽい書き方が共感を誘い、読者を勇気づけてくれます。

 

テレビで長年活躍している人でもこうなんだなぁ、と。

 

 

 

 

とあるトラブルに巻き込まれ、「怒り」しかなかった光浦さんが、

そのトラブルをも楽しむ仲間を見て思ったこと。

 

「正しい、正しくない」じゃなくて、

次に笑っていられるにはどうしたらいいかを優先すること、

それが大事なんだ!

 

相手の間違いを指摘することもできる。もちろんそうした方が良い時もある。

しかし旅行のように、せっかくの楽しみたい時間を、わざわざ相手の間違いを指摘して怒りの感情に振り回されるのはもったいない。

「次に笑っていられるにはどうしたらいいか」っていいなぁ(^^)

 

 

いろいろなエピソードから光浦さんのものの見方や考え方を知ることができたり、

その書き方がなんとも心地よいものであったり、

 

ビジネス系、自己啓発系の本やYouTube動画は、許容量を超えると良くないなぁ。

行動できていない自己の否定になってしまったりする。

 

だからと言って行動しないことを正当化するわけではなく、

時には小休止、適度な休息も大事だよね、と。

一回休んで、それからまた動き出せばいい。

 

光浦さんだってものすごい努力家なのにそれをひけらかさず、むしろ自虐的。

彼女の文章から「自分も、ぼちぼち頑張るかぁ」と活力をいただき、癒されたのでありました(^^)

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪

劇場版「鬼滅の刃」と授業の話

 

今話題の劇場版「鬼滅の刃」!

週末だと混むだろうなぁと思ったので、平日のレイトショーへ。

その日の最終上映回にもかかわらず、空席はわずか。 

人気の高さがうかがえます。

kimetsu.com

 

今回観て感じたことを、素直にまとめたいと思います。

※ネタバレを含むのでご注意を。

 

「良かったところ」と「うーん、なところ」

 

私はまずアニメ版全話を視聴し、続きが気になったのでコミック版を読み、

ジャンプで最終話まで読んだ組です。

 

今回の無限列車編の登場キャラやストーリー、

今後の展開についても既に知っています。

 

そんな私が思う一番の良かったところは、

なんといっても

 

映像と音

 

これに尽きます。

 

原作コミックは展開が速く、戦闘シーンなどはどうなっているのか分かりづらいです。

アニメ版の美しい映像や豪華な声優陣がそこを補い、鬼滅の刃の大ヒットにつながりました。

 

今回の無限列車編についても同じことが言え、

コミック版では粗削りであった表現が、完璧と言えるまでに映像化されています。

特に戦闘シーン、技を繰り出すところは、CGとの融合でカッコ良過ぎる✨

決め台詞を、そのキャラの声優さんの声で聞けるのも最高過ぎる✨

 

良いところで入ってくる音楽も感動シーンを盛り上げます!

LiSAさんの炎「ほむら」なんて流れ始めたら、もう…

www.youtube.com

 

しかし…

私が良かったと思うところをまとめると、本当にこの一点に尽きます。

 

そしてまた、この良さが、良すぎるところが、

かえってもやもやを生んでしまう。

なんと天邪鬼な奴なんでしょう。

 

 

少し話が変わります。

どこかで聞いた話なのですが、日本人が好きな「ゴジラ」の映画は、

CGを用いて完璧なまでに再現されたハリウッド版ではなく、

ゴジラの着ぐるみを着て撮影した、あのアナログな「ゴジラ」なのだそうです。

 

ゴジラの再現度で言えば、ハリウッド版の方が完成度は圧倒的に高いです。

一方、アナログなゴジラは、時々人間っぽさが出たりします。

「なんかおかしいな」と思いつつ、そのおかしさを脳内で補いながら観ているのだそうです。

完成された作品を観る時、視聴者は完全に受動的。

一方、荒さの残る作品を観る時、視聴者は一部能動的にならざるを得なくなります。

 

お気付きでしょうか。

鬼滅の刃もこれに似ていて、

映像化されたアニメ版、劇場版は、これが正解と言っていいほど完成された作品。

視聴者が想像力を働かせる必要がありません。

 

一方コミック版は、速い展開で分かりづらい部分があります。

特に戦闘シーンは何がどうなっているのやら。

しかしこうした分かりづらさを、これまでに読んだり観たりした、他のバトル物の作品を思い出しながら、補って読んでいたのだと思います。

そこには想像力を働かせる余地がありました。

 

 

鬼滅の刃の最大の魅力は、

家族愛・兄弟姉妹愛・師弟愛、

それぞれのキャラの性格や過去のエピソード。

そしてどのように「十二鬼月」や「鬼舞辻無惨」を倒していくかというストーリー展開。

コミック版で読んでいる組は、既にこの最大の魅力を味わってしまいました。

 

劇場版オリジナルのシーンはほとんどなく、原作に忠実。

劇場版にした良さは、映像や音が入ったことに絞られてしまい、

この一点で2時間は長いな…というのが正直な感想。

 

「懕夢」に血鬼術をかけられてしまったのか、何回か、うとうと…💤

夢の世界に引きずられそうになりました。

危ない危ない💦

 

アニメ版は30分だからまだ良かったのか、

アニメから鬼滅の刃に入った私は、このように感じることが今まで無かっただけなのか、

 

原作コミックから入った組は、どう観ていたのだろう。

 

 

それぞれの組で考えてみる

 

今回の劇場版を最も楽しめるのは、アニメ版のみの組。

「柱」たちが集結し、これからどうなるのだろうというところで終わってしまい、

待ちに待った先のストーリー。

この組については、もう思う存分劇場版を楽しんで欲しいです(^^)

 

しかしここで先のストーリーが気になって、

コミック版に手を出してしまった私のような組は、

結果劇場版の満足度が下がってしまう…

 

あの頃の私に言いたい。

「劇場版を待て!先に進むな!」

 

といってもそれじゃあ他の「柱」や「十二鬼月」のストーリーを知ることはできなかったわけで…

難しいところですね。

 

 

 

アニメも観ていない、コミックも読んでいない初見組はどうでしょう。

 

今回、もし自分が初見だったらどうか、という視点で映画を観ていました。

 

結論から言うと、

完全に初見はやめた方がいいです。

 

初見だとして観ると、疑問点だらけ。

 

炭治郎の夢から、一家が鬼に襲われたのは分かるとして、

鬼になった禰豆子を元に戻そうとしていることの描写ってあったっけ?

「なぜ禰豆子は鬼なのか(そもそも鬼って分かる?)」、「なぜ鬼なのに味方なのか」、「なぜ箱に入っていたり竹を咥えたりしているのか」、この辺いろいろとハテナ?が浮かんできそう。

(最後のシーンで、箱に入らなければならない意味は分かるかな。鬼だから敵みたいに、血鬼術が使えるということも分からなくはなさそうだけど、初見でそこまで理解できたら凄すぎる!)

 

 

伊之助が血鬼術を逃れたシーン。

被り物を被っていて、目が合わなかった、と。

「あれ被り物だったの?なんでわざわざ被ってるの?」

伊之助の過去が分かるのはもっと後の話だしなぁ。

 

 

一番もったいないと思うのが、今回の主役と言っていい煉獄杏寿郎の強さが分かりづらいこと。

丹治郎たちと煉獄さんたち「柱」の格の違いを伝えたい。

 

 

とはいえこれらを映画に盛り込んだらさすがに間延びすぎて、

今度こそ懕夢の餌食になってしまう。

 

登場キャラの基本的な背景については知っておいてから観たほうが良いかな。

できればアニメ版で「那田蜘蛛山 累編」を観ておきたい。

そうすれば禰豆子の能力も、伊之助が被り物を被っていることも、

そして冨岡義勇や胡蝶しのぶといった「柱」から、圧倒的な強さ、格の違いが分かる。

(調べてみたら那田蜘蛛山でアニメのほぼ半分。ならもう全部観て笑)

 

ということで、今回の劇場版のメインターゲットはアニメのみの組。

コミック組にとっては、どう映像化されるのかという答え合わせ的な楽しみ方。

初見組は、これを機に鬼滅の刃に興味を持ってもらえたらいいな、的な。

 

 

劇場版「鬼滅の刃」から授業の話へ

 

アニメ組 = 授業の流れに沿って理解している層

コミック組 = 塾や家庭で既に予習をしている層

初見組 = 本時に必要な、前提の理解が不足している層

 

と置き換えて考えてみる。

 

授業のメリットを最も受けられるのが「アニメ組」。

日々新たな発見の連続。きっと楽しいだろうなぁ。

毎時間順当に理解する力があるということは、たぶん「コミック組」に入ることもできる力を持っている。でもネタバレしちゃうともったいないから、日々を楽しむ感じ。

 

「コミック組」にとって、授業は答え合わせ。

既に理解している内容を、先生はどのように授業してくれるのか。

オチが決まっている落語を、噺家の違いで楽しむ、みたいな。

そうやって楽しめるのならまだいいけれど、

「このオチってあれでしょ」となってしまう

言いたくてたまらない子には我慢の時間に。

 

「初見組」にとっては理解に必要な前提の情報が抜けている。

授業の中で「これってどういうこと?」と思うことがぽつぽつと。

しかしそれに捉われているうちにどんどん先に進んでしまうし、

周囲の邪魔になってしまうから、それを質問することもできない。

最後に質問できる場面があったとしても、

そもそも全体的にハテナ?が多すぎて、何がよく分からなかったのかもよく分からない。

それがずっと続けば「自分には合わないかな…」となってしまうのも無理はない。

 

 

2時間という決められた時間の中で、いろんな層の観客の満足度をいかに高めるか。

メリハリをつけたり、切れかけた集中力を維持したりするためのギャグパート(ホラーだと大きな音とか)を入れるなど、

数々の工夫や多額の予算、そして多くの時間と人手をかけて作られた映画。

そんな映画でさえ、全員を満足させるのは非常に難しい。

 

では日々の授業は?

授業は児童生徒学生が満足すればいいというものではない。

身につけるべき知識や技能があり、高めたい思考力判断力表現力がある。

そのためには、いかに参画している意識を高められるか。

 

映画で言えば、

観た感想を語り合うとか、

「この場面はこうした方がいいかな」と自分なりの改善策を考えてみるとか、

なるべくネタバレしないように、まだ観ていない人が観たいと思うように魅力を伝えるとか、

そういった関わり方によって、より映画を深く味わうことに繋がるのでは。

 

授業でも、

分かったことなど感想を語り合うとか、

「こうした説明の方が分かりやすいのではないか」と自分なりの説明の仕方を考えてみるとか、

なるべく答えを直接教えないように、まだ理解できていない人が理解に至るようなヒントを出すとか、

そういった活動のできる場面を多く設けていくことが大切なんじゃないかなぁ(^^)

 

 

というわけで、劇場版「鬼滅の刃」を観た感想と、そこから考えた授業の話でした!

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪