おもしろおかしくやるんべぇ~ゆとり世代も悪かねぇ~

THEゆとり世代。さとり世代とも言われる世代「ふたば」の見方や考え方、そして日々の学びをまとめたブログ。

3学期が1週間終わって、の話。

 

気づけばもう3学期が始まって1週間が経ちました。

早いもんです。

 

連休明けは徐々に慣らしながら。

そんな風に思いがちですが、むしろ連休明けの子どもたちはやる気に燃えています。

 

私がそのやる気のストッパーになってはいけません。

 

始業式初日から、学習に入りました。

 

 

これがもう、すごい集中力を発揮していて、黙々と課題に取り組んでいる。

自分の小学生の頃を思い返したら…

 

今の子たちは凄いものを持っています(^^)

 

 

今週は日々の学習に加えて、書き初め大会と漢字テストがありました。

 

 

 

 

書き初め大会でも黙々と取り組んでいて、

私が入る余地なし笑

 

 

やったことは、みんなの様子を見回り、

書いた字を一緒に見ながら、

 

「次はどこをどういう風に書く?」

と聞いただけ。

 

そうすれば子どもの方から、

 

「次はここをこうしてみようかな」

 

なんて反応が返ってきます。

 

 

それで、次に書いた字では

本当にその通りに書いてしまうのですから、

驚きです。

 

 

入賞者を選ぶのに困ってしまいました。

 

嬉しい悲鳴です(^^)

 

 

 

 

 

続いて漢字テスト。

全部で50問。1問2点。

 

何が出題されるか事前に分かっているテストですが、ほとんどが2字の熟語。

中には3字熟語もあるので、100個以上の漢字を書いています。

 

 

 

結果は最低点98点。

もちろん100点の子もいますから、

平均点は99.〇点というところでしょう。

 

これには驚きました。

 

 

冬休みの課題に、漢字練習は必須としていません。

 

休暇前に配布したプリントを家でも何枚もコピーして取り組む子もいれば、

漢字練習帳に何回も練習する子もいます。

 

間違えそうな字だけ2,3回連練習する子もいれば、

ほとんどやらない子もいます。

 

 

やることがゴールではなく、書けるようになっていればよいので、

一人ひとり取り組み方は違って良いと思います。

 

そして私がやるのは、提出されたものをチェックし返却するだけ。

 

 

 

 

書き初めも漢字も、共通しているのは、「まずやる」こと。

最初は上手く書けなかったり、欄が埋まらなかったりするのも当然。

 

でもそれがスタート地点を知ることに繋がります。

 

最初は上手くいかない。

けれどだんだん上手くなっていく。

その経験を積んでいくと、失敗することに対しても、

過度に恐れることが無くなっていくようです。

 

 

 

教師にできるのは、積極的に挑戦し、安心して失敗できる環境づくり。

もちろん教師一人ではできないので、子どもと一緒にそうした環境を創りあげていく。

 

 

環境が整ってくれば、あとはあれこれ手をかけなくとも、

自然と自分たちで育っていきます。

 

むしろ手をかけることが、自分たちで成長する機会を奪ってしまうことにも繋がりかねません。

どこまで介入するか、その見極めが大事だと思います。

 

これって畑でやっていることと全く同じだ(^^)

 

 

 

 

これから私が極めていきたいのは、

「どれだけ手を抜けるか、削れるか」

 

ここまで読んでいただいた方なら、これが決して「サボる」という意味ではないことはお分かりいただけると思います。

 

 

積極的に挑戦し、安心して失敗できるようにするためには、

試行錯誤できる時間が必要です。

 

今の学校現場はあれやこれや、やらなければならないことが多く、

なかなかそうした余白がありません。

 

ならば削れるところは削ったり、上手く組み替えたりしていくことが必要です。

いわゆるカリキュラムマネジメントというやつ。

そしてそれが、働き方改革にも繋がってくるのではないかと思います。

 

 

 

こどもたちはあれもこれもやって、すでに満腹状態。

そんな状態で新しいことをやろうとしても、もう入りません。

 

一度、削れるところを削る。

削りすぎてハングリーになったら、その時にまた取り組みを見直す。

 

 

何か新しいことを始めるより、辞めることの方が大変です。

本腰入れないとできません。

 

 

だから私は、大変な方の道を進みます(^^)

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪