人口減少社会について考えてみた話。

 

読んでいない本が溜まってきたので、年末のゆとりある時間を使って読書。

今回読んだ本はこちら。

 

人口減少社会のデザイン

人口減少社会のデザイン

 

 

なんとなく興味を惹かれ手にした本。

久々に読み応えのある本で、読み切るのにだいぶ時間がかかりました。

 

 

 

今は「拡大・成長的な社会」から「成熟・定常化の社会」への移行期。

移行期には大きな精神的・文化的革新が生じるらしく、ギリシャ哲学や仏教、儒教老荘思想ユダヤ思想が生まれたのも、ほぼ同時期。前回の移行期あたりのことらしい。

 

 

企業においてもそうで、渋沢栄一の「論語と算盤」にもあるように、経済と倫理を一致させることが大切。

「拡大・成長」の過程においては、経済が成長することによって人々の生活も豊かになるという関係であったが、「成熟・定常」の段階では「持続可能性」が大切になってくる。それもあってか、元々日本にあった経済の理念、倫理観が見直されてきている。

 

なんだかこれは、前回田端さんの本を読んで感じたことと似ているなぁ。

 

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日本の歳出の多くを占める社会保障費。それはほとんどが医療・介護。

このあたりは以前に萬田先生から伺った話と似ているところが多いと感じました。

 

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贅沢な食生活により自ら体を壊し、高額な医療費をかけて治療する。

そうではなく、日々の生活を見直すことで、自然と医療・介護にかかる費用を削減していくことができるのではないかなぁと。あとは何歳になっても生きがいを持って楽しく暮らすってのが、結果として健康寿命を延ばしていくのではないかと。

 

そして医療・介護費を削減していくことで、その分を人生の前半の社会保障、つまり就職や子育てなどの支援に充てることができるのでは。

 

子育て世代が出費を控えなくて済めば、もっと経済も回ります。

 

 

 

一極集中ではなく、多極集中。各地に核となる都市があって、そこを拠点として生活。ヨーロッパのように、中心街は徒歩か自転車のみ。郊外から都市までを結ぶ手段としての車。なんて街づくりができればシャッター街も再び活性化し、こうした場にお年寄りが済めば不便も減りそうだけれど、大きく構造を変えなければならないから、なかなか厳しそうだなぁ。

 

農村が見直されてきていることを考えると、あながち自分がやろうとしていることは間違ってはいないみたい(^^)

 

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とまぁこんな感じで、なかなかページが進まず苦労はしたけれど、意外と、これまでに読んだ本や聞いた話、自分のやろうとしていることや考え方と通じるものがありました。本に載っているデータや著者の広井さんの考えから、私も更に考えを深めることができました!ありがたや(^^)

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪