昨日は雪。もういい年した子たちの目がこう言っている。
「ねえ、外に出て雪で遊ばないの…?」
寒くて最近は外に出ない子も多いので、外で遊びたいと思ってくれるのは良い効果。体を動かせばお腹も空くだろうし、雪は男女の壁を超えるし、と、メリットだらけ。
しかしこちらからは提案しない。自分たちで提案できるようになってほしいから。遊ぶなら自分から遊ばなければ、人に言われてやるのは遊ばせてもらっているだけだというのが自論。
そのうちそわそわしだして、何やらひそひそと話し合っている。
そしてある子が、
子「先生、外に出て遊ばないんですか?」
(きたきた…)
私「え、なんで?」
子「なんでって、雪ですよ。」
私「雪だね。」
子「…」
私「別に外に行ってもいいんだけどさ。復習の時間が減っちゃうでしょ?それからもしここで体調を崩して、学級閉鎖になんてなっちゃったら大変でしょ?」
子「…」
(なにやら相談し出す)
子「一時間分なら後で何とでもできます。」
子「学級閉鎖になったってもう復習だけだから家でもできます。」
子「分からない所は残しておいて後で学校でやればいいんじゃない。」
子「一週間分くらい取り返せますよー」
子「あ、外で遊んで体力をつけた方が風邪にも負けない丈夫な体が…」
私「そうか、それなら…」
子「わーい!!」
真っ先に外に向かう私。