あたりまえを疑う

 

今回読んだ本はこちら。

あたりまえを疑う勇気

あたりまえを疑う勇気

 

 

「リアル下町ロケット」とも言われる植松電機の植松努さんと、

「読書のすすめ」の清水克衛さんの、対談形式の本です。

 

先日、読書のすすめに行った際に店員さんに勧めてもらい、即購入しました。

 

 

いやー、納得させられることばかり。

 

 

 

自分の理解できる範囲で本を読んでいたら、成長は訪れない

 

最近、人気な本はどれも同じことばかり言っているなー、と思っていました。なので単なるノウハウ的な本は読みません。

もっと本質的な部分を探っていきたいと思い、そういう知見を得られそうな、今まで読んだことのないような分野の本を探していたのですが、どうやらそれが良かったようです。

ちょっと背伸びをして、難しいかな、と思うくらいの本。読むのは大変です。でも疲れるといっても良い感じの疲れで、読み終わると達成感もあります。

 

 

われわれ人間は、困った状況をなんとか解決しようと頑張ってきた生き物の末裔

 

海から陸にあがったり、卵ですぐに生み出されるのではなく胎内で成長するようになったりと、その状況に合わせて生命は進化してきました。外的なストレスがかかることが、進化には必要だったわけです。

今は外的ストレス=悪と捉えがちだし、それを無くすほうに考えがちです。

しかしそうしたストレスを受け止め、より良い方向を目指してこそだと思います。

後から思い返した時、過去に乗り越えた困難があってこそ今の自分であり、そのためには必要な困難であったと思えるのではないかと思います。

だとしたら、「ストレス=心地よいもの」と思えたほうがいいなぁ。

 

 

「利他性」は人間の本能だ

 

人間は誰にも頼らず生きていくことはできない。安心して寝られるということは、その時点で社会という群れのシステムに守られています。

関わり合って助け合わないと一人では生きていけないのが人間なのに、「ちゃんとしなさい」「自分のことは自分で」という意識が、こうしたつながりを切ることにもつながっています。

他者に大いに甘え、助けてもらいつつも、自分の得意なことで社会の為に還元する。

それでいいんじゃないかと思います。

 

 

「なぜ世界は日本化するのか」

 

旅行をしていて思うのが、観光名所にいる外国人の多さです。

なぜこんなに神社やお城などに外国からの観光客が集まるのかというと、きっと古き日本の伝統や文化に魅力があるからですよね。

世界は日本から何かを学び、生かそうとしているのに、日本はその価値に気付かず、いつまでも現状維持をしようとしています。人口が減り社会が縮小していくということは、現状維持をするだけでもものすごく大変なわけです。

もっと抜本的な改革が必要なのだと思います。まずはそのことに日本人が気づかなくては。

 

 

自発的、主体的に仕事を見つけ出せる人だけが残る

 

 

植松電機の話です。社員に与える仕事を減らすそうです。そうすると、暇を持て余してぼーっとするしかない人と、自分から仕事を見つけ出す人とに分かれたそうです。

今後AIやロボットが発展すれば、人間の仕事は減ります。この二分化された状況は、ますます進みます。

植松電機の社員は、空いた時間をロボット作りに費やしたそうです。これは仕事というより遊びに近い。けれど仕事ではないから、恐れずに失敗ができます。でもそのトライ&エラーを重ねた経験が仕事にも生かされていく、そういう話でした。

 

 

「人間資本主義」の時代が到来する

 

すべての物やシステムには「第一分水嶺」と「第二分水嶺」というものがあるそうです。

「第一分水嶺」は新たな物やシステムが生み出された状況。スマホが手に入るようになったとき、誰もが教育を受けられるようになったときなどがこれです。

そして「第二分水嶺」は、それが飽和し、奴隷のような状況になってしまうことです。

スマホは便利な道具、教育も自由を得るためにとても画期的な物やシステムだったはずです。しかし今ではスマホや教育に人が縛られてしまう状況になりました。

 

社会のシステムの〇〇主義というのもそうです。どれも第二分水嶺の状況になっていて、行き詰っています。そうなった今、変動しない最も魅力のある価値を持つのは「人間」です。キングコング西野亮廣さんの言葉を借りれば、「信用」が「お金」を生むというのと似ていると思います。

 

 

 

私は最近、教育関係者だけでなくいろんな分野の人と繋がるようにしています。

日本の良さを日本人が分からないように、内部にいると見えないものもあると思ったからです。

そうしたら、教育関係者以上に教育や今後の日本社会について考えている方がたくさんいつことが分かりました。

植松さんや清水さんもそうですが、身近な所にもたくさんいます。

 

 

働き方改革、多忙化解消。自分本位になっていないですか(^^)?

 

本の中で、「現場」が大切という話があります。

植松さんは電機会社、清水さんは本屋さんです。その仕事をしながら、世のため人のためにいろいろな活動をされています。

教員にとって、業務を改善し目の前の子どもたちのためにより良い学びを提供しようとするのは「現場」で行われる当然の業務だと私は思います。

+αの取組があって、ようやく世間から認めてもらえるのではないかなぁと。私はそっちを目指します!!

 

こうやっていろんな本を読んだり、いろんな人と話したり。

そして得たものを子どもたちや地域に還元したり、学び続ける姿勢や、時には失敗する姿も見せたり。

そうしたことを続けていたら、いつの間にか「仕事」も「趣味」も「遊び」も全部一緒になり、「平日」と「休日」の境もなくなってしまいましたとさ笑

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪