気付いたら最後に更新した日から随分と時間が経っていました💦
2019年。始まったとたんに激動の日々です。
もう1か月は過ぎたくらいの充実感ですが、まだ半月しか経っていないことに驚きです。
一日一日でみると時間が足りなくてあっという間に終わっていくのだけれど、まとまった期間として振り返ってみると、あれもした、これもしたと、たくさんのことが思い浮かびます。だから時の流れが長く感じるのかなぁ。
そんな日々の隙間の時間を使って読み終えたのが、こちら。
以前はよく読んでいたのですが、最近読んでいなかった喜多川泰さんの作品です。
内容はさほど長くないので、合間の時間にさっと読めていい感じでした(^^)
その中で、心に残ったものを。
「自由も不自由もない旅か。
それとも、どこまでも自由な、不自由な旅か。
人生を変える旅をしたいきみが選ぶのはどっちだい?」
旅の話をしているようで、単なる旅の話ではありません。
タイトルのごとく、人生という「旅」について考えさせようとしているのだと思います。
自由なことを増やそうとすればするほど、不自由なことにつき合わされることも多くなります。一見不自由に思えることも、自由に生きようとした結果起こったこととして楽しむことができれば、それはある意味全てが自由と捉えることもできます。
まさに「人生ドラクエ」。
不自由なことに立ち向かってこそ、自由の良さを知ることになるかもしれないし、何よりネタが増えておもしろくなりそうだなぁ。
「人と人が出会っているときというのは、
実は目に見えない〈想い〉と〈想い〉が出会っているときなのさ。
そして、同じ〈想い〉をいだく者同士が出会ったときには、
必ず、見えないところで奇跡が始まっているんだよ。」
これはぱっと言われた時には理解できないかもしれません。
しかし、実際に行動して確かめてみると、そうとしか思えないようなことが舞い込みます。しかも加速度的に増えていきます。
これもまた「人生ドラクエ」。
必要なタイミングで必要なイベントが起こるようになってるんだなぁ。
「夢とか目標とかがなくたって、やる気満々で行動することだってできるんだよ」
「ほしいものがないのに、何をするのさ?」
「そんなの決まってるじゃないか!目の前にやってきたことだよ。」
自分もかつて、夢や目標を持たねばならないと思っていた時期がありました。
当たり障りのないものしか思い浮かばず、これっていうものがありません。
その空虚な自分に自信をもてなくなることもありました。
でも別にそれでよかったんだと今では思えるようになったので、本当に良かったです。
夢や目標が特に今見いだせないのであれば、目の前のことをやる。目の前の人を笑顔にする。それでいいんだと思います。そのなかできっと「これ」というものが出てくるのではないかな。
「小学校のころは、教科に関係なくすべてが楽しかった。でも考えてみれば、教科に関係なく、出来不出来に関係なく、やってくる教科とか遊びとか、すべてに本気だったような気がするんだ。ところが、中学、高校と年を重ねるにつれて、いま目の前にやってきたものに本気で臨むかどうかを、いちいち自分で決めるようになった。それも、そのときの自分の都合でね。
結果として、ひとつ、またひとつと、本気で臨むものを減らしていったんだ。『これいらない』とか言いながらね。」
あぁ、胸が痛い。過去の自分に言い聞かせてやりたい…
でもその渦中にいる自分は気づけなくて、今だからこそそれが分かるのかもしれません。
となれば過去をくよくよと後悔している方がもったいないので、これからはそういう選択の仕方はしないと決めて行動する。もしくは、伝わるか否かは置いといて、自分の経験からの学びとして伝えていくことが大切なのではないかと思います。
「どうせやるからにはトコトンやってやろうとするスタンスが定着してくると、
その時間は楽しいものになるし、
その中からやりたことが湧いてくるんだ。」
やりたいことが見つからない。本当の自分はこんなんじゃない。
でも探したところで見つかるわけはなく、最後は自分で自分というキャラを設定するしかありません。
あれこれ考えてドツボにハマっていくくらいなら、目の前のことに全力で取り組んで、疲れ果てて寝てしまって…というくらいの方が、いつか、ふと「これだ!」というものが見つかるのではないかと思います。私はそうでした。
「旅先で何を与えるかなんて一切考えていない。
自分が何をもらうかばかりを考えていたんじゃないかい?」
これは自分が旅に出るときなどにも、意識しておきたいと思います。
どうしても何かを得ようとする考えが優位になりがちなので。
得る物以上に与えてこようと思って行動できたら、もの凄く心が満たされて、その旅の中で出会う人や起こることすべてに感謝できそうです。
「ぼくたちは自分と会話しながら生きているだろ。誰かと会話していないときは、常に自分と話してる。どこへ行こうとも、いちばんの話し相手である自分はいつも一緒にいる。だから、こんな人といっしょだったら、旅は楽しくなるのになぁと思えるような人に自分がなるしかないんだ。」
旅に出た時なんて、いつも以上にハプニングに巻き込まれがち。
そんな時、余計にイライラしてしまいがち。
でもその態度を見せたり感情をぶつけたりしてしまっては、誰も得しないし笑顔にもなれない。
ならば、そのハプニングをいかにネタに変えて笑って楽しめるか、という発想の転換が大切。
自分の機嫌は自分で取る。
他人の機嫌は自分の機嫌次第。
自戒を込めて。
今回この本を読んで、出会った人にあげられるような何かがあるといいなぁと思いました。
何がいいだろう。
よし!
まずは小冊子を作ります(^^)
おもしろおかしくやるんべぇ♪