前回の記事の続き。
懲りずに続けます。
そもそもこれらを学ぶきっかけになったのが、この方の存在です。
レノンリーさん。
そして、彼の言う武学。
「武」というのは力と力とがぶつかり合って勝敗を決めるのではなく、もともとは自他不敗という考え方。つまり自分も負けず相手も負けさせないよう、折り合いを上手くつけること。相手に敬意を払うこと。
このあたりが合気道では試合がないことや、剣道でガッツポーズしちゃいけないことにもつながっているのだろうな。
歴史上の名だたる武将や軍師は、誰もがこれに精通している。
でなきゃ世は治められなかったのだろう。
「正義」があるから「悪」が生まれる。
またその「正義」の範囲で、「悪」の範囲も決まる。
本当に正義を唱えようとしたら「国」のレベルではいけない。それでは国家間の対立を生んでしまう。そこをさらに超えて「人類」レベルとしても、その他の生物を度外視することになってしまう。さらにその先、全生命体とか全宇宙という範囲で「正義」を考えなければならない。
これは「愛」も同じこと。「愛」の範囲が狭いと、その外側に「愛」が及ばなくなってしまう。結果として対立関係になってしまう可能性がある。「愛」についても全生命体とか全宇宙規模で考えなければ。
自分自身で考えてみたらどうだろう。
「正義」の範囲がごく狭い範囲でなかっただろうか。その「正義」によって相手を「悪」にしてしまっていないだろうか。
また「愛」とはどの範囲まで及んでいるだろうか。
こう考えると自分なんてまだまだです。修行に励みます。