少子高齢化に伴う今後の急激な人口の減少。そしてネットやAIの発展に伴う社会構造の大きな変化。これから先の未来を予想すればするほど絶望感が漂ってくる。いろいろな本やネットの記事を読んでも、なかなかこれといった打開策は見つからない。
そんななか、逆境を逆境にせず、むしろチャンスにして今後の未来を考えていく視点を得たのがこの本。
この方、本当に頭がいいと思う。
考えていることはぶっ飛んでいるような気がするけれど、むしろこれくらいぶっ飛んでいなければこの状況をひっくり返すことはでいない。
この状況に関しては、ひっくり返せなければ「アウト」だと個人的には思っている。
この10年20年で何ができるか、それが勝負だと思う。
中央集権から地方分権へ。
集団や組織の規模が大きくなればなるほど、共通項は狭く小さなものになる。またそこからはみ出す人も増える。
「地域の学校を」
つくった人たちの願いが直接届けられるくらい身近な学校という存在。それくらいでいいんじゃないかな。