おもしろおかしくやるんべぇ~ゆとり世代も悪かねぇ~

THEゆとり世代。さとり世代とも言われる世代「ふたば」の見方や考え方、そして日々の学びをまとめたブログ。

海外出身の方々と話して日本を見つめ直す、の話。

 

先日、海外出身日本在住の方々と話しました。

 

その方々はイスラエルからの方でした。

 

 

これまでいろいろ所を旅する途中、

韓国や中国、台湾などアジアの方や、

アメリカ、ヨーロッパの方とは話したことがありましたが、

 

中東の方と話すのは初めてでした。

 

イスラエルと言えばイェルサレム

多くの宗教の聖地があるということくらいしか知りませんでした。

 

日本人からすると、イスラエルに行くのは危ない、という感じがしますが、

今はエジプトの方がよっぽど危ないそうです。

 

日本人の海外の見方っていつからアップデートされていないんだろう…

 

 

 

始めて会って話したのに、気づけば日ユの歴史の話など、

すごく深い話になっていました。

 

なぜそこまで話が進んだのかというと、この方々、

日本で海外の方向けの旅行会社を経営していたり、

日本の大学の博士課程に在籍していたりと、

とっても頭が良くて日本語も堪能。

 

下手すると日本人以上に日本のことをよく知っていたからです。

 

最初は私もがんばって拙い英語で話していましたが、

諦めて、日本語での会話になりました笑

 

 

イスラエルの建国は1948年。

戦後のことです。

 

 

 

古代、イスラエルの土地は「肥沃な三日月地帯」

さまざまな民族の人が住んでいたそうです。

 

紀元前11世紀頃、イスラエル王国が建国されましたが、

紀元前930年頃、北のイスラエル王国と南のユダ王国に分離。

 

その後は、

イスラエル王国アッシリアに滅ぼされ、

ユダ王国新バビロニアに滅ぼされ、

新バビロニアもアケメネス朝ペルシアに滅ぼされ、

その後はアレクサンドロス大王の東方遠征により、マケドニアの一部に。

 

アレクサンドロス大王の死後、マケドニアは分裂し、

セレウコス朝シリアの支配下に。

一時ユダヤ人の王朝であるハスモン朝が成立するも、

ローマ帝国の属州に。

 

その後はオスマントルコに支配され、

第一次世界大戦後からイギリスの占領統治へ。

(いやぁ、懐かしい!世界史!!)

 

 

とまぁ、

さまざまな民族の方が集まり、さまざまな国が密接し、

それらの争いに巻き込まれてしまった地域。

 

それが何百年何千年も繰り返されてきたのだから、

人々の生活は大変だったと思います。

優秀な方が多いのは当然な気がします。

 

そしてまた差別や迫害の被害に遭ってしまうのですから、

壮絶な歴史だなと思います。

 

 

反面日本は、周囲を海に囲まれ、

他国からの脅威から守られていました。

台風のおかげもあって、元も撃退できたし。

 

それでも内部では武士たちが争ったり、

自然災害が多かったりと、

日本も日本で、また大変だったと思います。

 

戦後の復興を支え、今の日本をつくったのも、

極貧の生活を送った方々や

命からがら満州等から帰国した方々。

 

みんな生きるのに必死だった方々です。

 

 

今は必死になる必要はありません。

 

平和といえば平和。

 

しかし世界を見れば、必死に勉強や仕事をしている方がたくさんいます。

中国の深圳をはじめ、東南アジアの成長は凄い。

 

ただなんでもかんでもハイテク化していくのが良いのかと言えば、

今の消費社会の構造化では、持続は不可能。

うーん。難しい。

 

 

今の日本に欠けているのはバイタリティ。

そこは海外の方に学びつつ、刺激を受けつつ、

これからの時代の、よりよい社会を模索し実現していかなきゃなぁ。

 

と思うのでありました(^^)

 

それがすべて教育にもつながるからね!

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪