休み時間中、
最近私が頑張っていること。
それは、
一輪車。
始めたきっかけは忘れましたが、
やり始めたらハマりました(^^)
良い感じで乗れたと思っても、
最初は5,6漕ぎが限界でした。
そんな姿を見かねたのか、
ある時から師匠が現れました。
師匠は小学2年生。
日々、
「今日はここから〇〇まで。できなかったらもう一回。」
と課題を出してくれます。
休憩時間はありません。
疲れて休んでいると、
「それじゃあ、△△まで行くからついてきてね。」
と、なかなかスパルタです。
止まってしまうとバランスを崩しやすくなってしまいますが、
前に進んでいるうちはバランスが取りやすいです。
これは自転車とも似ていると思います。
しかし自転車と違うところが、強く漕いではいけないということ。
強く漕ぐと、そちらにバランスを崩してしまいます。
一漕ぎ一漕ぎ、力んでいるので、
前に進めたとしても、真っ直ぐではなくジグザグジグザグ。
わずか15~20分ほどの練習ですが、
終わるといつも足がガクガク。まともに歩けませんでした。
ある時、転機が訪れます。
連日の特訓の疲労が溜まったからか、漕ぐときに力が入れられなくなりました。
そうしたら、すいすいと漕ぎ進めることができました。
一度その感覚を掴んでからは、どんどん距離が伸びていって、
今では50mはいけるようになりました!
この感覚、どこかで経験したことがあるなぁと思えば、
まずはゴルフ!
最初は力が入ってスイングしていたので、すぐに手にまめができました。
芯を食わなかった時の衝撃がまた、痛いのなんの。
振り続けたら疲れて、あまり力まないようになってきて、
それからスライスしなくなりました。
それどころか、軽く振っているのに、飛距離も伸びました。
始めた頃は、ボールがあっちにこっちに。
カートに乗る時間などなく、常にクラブを持ってボールを探しにダッシュ。
でもそうしていると疲れて力が抜けてきて、いいショットが打てたりしました。
それから、
最初のうちは力技で板をずらすようなターンでしたが、
ずっとそれをやっていると足が疲れます。
なので長いコースを休憩なしで滑れませんでした。
滑り終わると足がガクガク。
力を抜いた方が良いことは分かっているけれど、
逆エッジで転ぶのは怖いので、常に身も心も緊張しっぱなし。
しかしある時から疲労がピークに達し、踏ん張れなくなります。
その時、力に頼らず重心移動で、
エッジの噛んだ良いターンができたりしました。
そして極めつけは、
授業(^^)
ここではこういう発問を、
時間はこれくらいで、
と、練りに練った授業ほど、
あれもこれもと盛り込みすぎ、
力んでしまって、消化不良に。
費やしたものの割に効果が薄い。
案外と、
何の変哲もない、
いつも通りのふつーうの授業の方が、
「あれ?今の時間、なんか神がかってたな。」
と思うことがあったりします。
子どもたちもよく理解できているし、
毎回、不思議だなぁと思います。
では手を抜けばいいのかと言えば、そういうわけではなく、
ゴルフだってクラブを振らなければならないし、
あまり意識してはいませんが、インパクト時には、一瞬グッと力が入っているのだと思います。
スノーボードも、ターンに入る前の角付けの時には、
グッと踏ん張っています。
それ以外は結構リラックスしています。
授業の中でも、「なんか今良かったな」という時には、
きっとポイントポイントで、必要な力が加わっているのだと思います。
もちろん最初は、ノウハウや型があったり、師匠がいたりしても良いのだと思います。
でもそれを忠実に守っている段階では、そこから先へはなかなか進めなくて、
一つは、忠実にやり続けた末に、意識しなくとも自動化された時。
つまりは、ゆるんだとき。
一つは、忠実にやり続けて、「もうこれ以上は無理」と限界が来たとき。
つまりは、ゆるんだとき。
一歩先に進む道が拓けるのかなぁと思います(^^)
おもしろおかしくやるんべぇ♪