これはこれは、面白い本に出合いました。
何か月か前、「死」について考える時期がありました。
別に鬱になったり病んだりしていたわけではありませんので、ご心配なく(^^)
選択肢が多すぎて、どう生きるかを考えるのは難しい。
ただ途中の道は違えど、みんな「死」というゴールに向かっています。
ならば、生き方よりも死に方を考えたほうがよりよい考えが出てくるのではないか、という想いが、「死」について考えたきっかけです。
そして今回、この本が目に入ってきました。
他の生き物の死にざまを考えることで、ヒトという生き物をより深く見つめ直すことができました。
まず、全ての生き物に寿命があるわけではないということ。
遺伝子情報もすべて同じ。
私たち多細胞生物のように、だんだんと細胞が正常にコピーできなくなり(老い)、やがて死ぬ、ということが当てはまりません。
単細胞生物に限らず、多細胞生物でも同じようなことがあります。
例えばシマウマ。
遅かれ早かれ、最後は生きたまま食べられ、他の生き物の命となります。
メスに食べられてしまうオスもいます。
自分の子どもの食糧となる生き物もいます。
そう考えると、ヒトのように、最後は老衰で死ぬという生き物は、生物の中でも新しく、珍しいタイプなのだと思います。
こうやっていろいろな生き物の死にざまを知っていくと、
「もう、どう死ぬかさえ、いいや」
ってなりました笑
老いること。
寿命を迎え死ぬこと。
必要が無ければ、遺伝子のプログラムから消されていくはずです。
しかしそれがプログラムされているということは、そうした生き方をしながら種を保存していくことをヒトは選択したということ。
そう考えると、生きることがちょっと楽になるかな(^^)
おもしろおかしくやるんべぇ♪