おもしろおかしくやるんべぇ~ゆとり世代も悪かねぇ~

THEゆとり世代。さとり世代とも言われる世代「ふたば」の見方や考え方、そして日々の学びをまとめたブログ。

注連縄づくりに挑戦、の話。

 

初めて注連縄を作りました。

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「注連縄」って読めますか?

 

 

 

 

お正月飾りに使ったり、神棚に飾ったり、神社に飾られているやつです。

 

 

そう、「しめなわ」です。

 

 

 

 

今回、ちょっと注連縄について調べてみました。

 

 

 

 

 

なぜ注連縄が作られるようになったのかというと、それは神話の世界まで遡ります。

 

 

アマテラスオオミカミが天岩戸に籠ってしまった話は有名ですね。

 

アメノタヂカラオノミコトやアメノウズメノミコトなど、多くの神々が協力し、アマテラスオオミカミをなんとか天岩戸から出すことに成功します。

 

その時、フトダマノミコトが岩戸の入り口に「しりくめ縄」を張り、二度と天岩戸に籠れないようにしたそうです。

 

そこから聖域や結界の区別として、神聖な場所に飾られるようになった、という説があります。

 

 

 

注連縄の形を見てみると、ある動物に似ています。

 

 

 

 

そうです、蛇です。

 

縁起の良い動物として、日本には古くから蛇信仰がありました。

 

縄文土器のあの模様も、縄をあてがって蛇を表しているとか、いないとか。

 

 

 

 

 

こんな奥の深い注連縄ですが、その材料もまた興味深いです。

 

 

こちら。

 

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私が作った注連縄の材料は、「稲藁」ではありません。

 

 

 

「真菰」という植物です。

 

 

「まこも」と読みます。

 

 

生命力が強く、ずっっっと昔から生息しているらしく、

縄文時代縄文土器で炊いて食べられていた穀物だとか。

 

古代米の一種で、海外ではワイルドライスと呼ばれているらしいです。

 

 

注連縄と言えば出雲大社

外側のあの大きなやつは、今はもう違うそうですが、

それでも本殿のものは真菰で作られた注連縄だそうです。

他にも真菰で作られた注連縄が使われている神社は多くあるそう。しかも結構由緒ある神社が。

 

 

お釈迦様は真菰で作ったむしろの上でしか寝なかったそうです。そして病気の人がいると、そのむしろの上で寝かせたとか。

 

真菰の浄化の作用はものすごく高いみたいですね。

 

真菰と一緒に育てたお米は、無農薬無肥料でも全然いけるそうです。

もちろん手入れは大変でしょうが。

注連縄づくりの後、そうしてできたお米で作ったおにぎりをいただきました。

これが米本来の味かぁって感じでした(^^)

ごちそうさまでした!ありがとうございます!

 

 

 

そしてこの真菰。

 

アメノミナカヌシノカミ

タカミムスビノカミ

カミムスビノカミ

造化三神に次ぐ、四番目の神、

 

ウマシアシカビヒコヂノカミ

 

だそうです。

 

 

植物が神様ですよ。

しかも生物として最初?の。

 

 

真菰はイネ科と言われていますが、実は稲がマコモ科なんじゃないかと思っちゃいます。

 

お釈迦様でお馴染みの蓮、

因幡の白兎伝説で有名なガマも、これまた真菰の仲間らしいです。

 

 

真菰があって、そこから派生していったと考えると面白いなぁ。

 

 

他にも真菰の効果、いろいろとあるみたいです。

 

真菰の何にこれだけの効果があるでしょう。

構成する要素なのか、住み着く菌や微生物なのか。

 

それは定かではありませんが、驚くべき効果が隠されていることは間違いなさそうです。

 

 

おもしろおかしくやるんべぇ♪