今回読んだ本はこちら。

背すじは伸ばすな!?姿勢・健康・美容の常識を覆す? (光文社新書)
- 作者: 山下久明
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/02/14
- メディア: Kindle版
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生物の歴史に立ち返って姿勢について説明しているので、「なるほどー」と納得しながら読めました。
脊椎動物の初期段階。魚類。
魚類は脊椎を左右に動かし、推進力を生み出しています。
クジラやイルカなどは、脊椎を上下に動かして推進力を生み出します。
特に陸上を最速で走るチーター。
チーターの脊椎の動きはすごい!顔の位置は固定したまま、脊椎がばねのようにぐねんぐねん動いています。
陸上のクラウチングスタートは、四足歩行の動物が加速していく様子を再現しているようです。
ということで、脊椎は推進力を生み出す器官というのが生物にとってのもともとの役割。決して頭を支えるための器官ではありませんでした。
直立二足歩行になり、重くなった頭を支えなくてはならなくなりました。
脊椎を垂直にしてしまえば良さそうですが、他の動物同様、湾曲していることに意味があるそうです。
というのも、脊椎が直線的だと衝撃を直に受けてしまって、折れやすくなってしまうそうです。
また脚部からの衝撃も、頭蓋骨や脳に直接伝わってしまいます。
他にもいろいろと解説が載っているのですが、それらは省略します。
「背すじは伸ばすな」の真意は、「脊椎の柔軟性を維持せよ」ということだと感じました。
これってまさに!
最近勉強も実践もともに真っ最中の「立腰」と同じだと思います。
http://www.tategoshi-japan.com/page313142.htmlwww.tategoshi-japan.com
そういえば、「立腰体操」を毎日やるようになってから、
前屈して指先がぎりぎりつま先に届く程度だったのが、指の付け根まで床につくようになりました。この間は手のひら全体がつきました。
突っ張っていたももの裏側が緩んでいるようです。
О脚も少しずつ改善されています。
半端ないです。立腰!!
この調子でもっと脊椎の柔軟性を回復していきたいなぁ(^^)
おもしろおかしくやるんべぇ♪