9月からではなく、明日から始まる新学期。
ワクワクが止まりません。
それにはやはり、先日読んだこの本が大きく影響しています。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)
- 作者: 石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/04/12
- メディア: 文庫
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絶対不可能と言われた、無農薬無肥料でのリンゴの栽培。
それを実現するために、何年もの年月をかけて木村さんがしたことは、、、
「徹底的に見ること」
リンゴ農園にいる生き物について、
虫の卵が孵る様子、食物連鎖の様子、年ごとに増えたものと減ったもの、害虫と益虫の比較など。
ふさわしい土壌について、
その匂い、味、温度、成分など。
そしてリンゴの木そのものについて、
根の張り方、病気と闘う葉の様子、葉脈に合わせた剪定など。
これらを徹底的に見続けた。
そしてそれに対して最低限の支援をし、
後はリンゴ自身が自ら育つことを祈り続けた。
そのことへの感謝の心を持ち続けた。
こうした経験から、
頭で考えるのではなくて、
行動を通して感覚的に最善策を見出すことに繋がっていった。
子どもたち一人ひとりについて、
あれこれすべてを見取るなんてことには、さすがに限度があり無理がある。
しかし木村さんのこの話を知るうちに、
もっと徹底的に、
見て、
見て、
見て、
見まくってやろうと思った。