教育において教科の指導とともに大事になってくる学級経営。
そのノウハウに関する本はたくさん出ているけれど、本当に大切なのはそれではない。集団を統制するものとしての「覚悟や心」が肝心なのだと思う。
ということで経営の神様、松下幸之助の本を集め読んだ。
一つひとつのエピソードだけでなく、そこから覚悟や心を少しでも感じたいと思ったのである。
今回読んだのはこの本。
エピソードが書かれているのはこれまでに読んだ本も同じなのだが、
この本はそのエピソードの背景等も詳しく紹介されており、
松下幸之助も数々の苦境を乗り越えてきたことが分かる。
そしてそれを乗り越えていく中で、確固たる自信を持つようになったことも分かる。
何を大切にするか。
人々の心に灯をともすこと。やるべきことは極めてシンプル。それはこれまでに読んだ本でも学んだ。
あとは今後直面する苦境に立ち向かい乗り越えていく経験数が必要なのだな。