成長するにつれてめんどくさいと思うようになり、手を抜きがちになる、掃除。
小さいうちは非常によく頑張る。なのになぜやらなくなってしまうのだろう。
子供は雑巾よりも箒の方が好き。かがまなくていいし楽なんだろうな。しかし実は雑巾こそ重要。箒の穂が抜けてしまうと、それもゴミになってしまう。それも含めゴミを集める雑巾は、いわば最後の砦である。
先生は箒をもっていることが多い。いや、むしろ先生が率先して雑巾をやった方がいいのではないかな。そしてやってみると、いかに雑巾がけという行為が大変か、子供の気持ちも分かる。
「やらせる」ではなく「いっしょにやる」、しかもそれを「楽しむ」ようになれば、少なくとも掃除を嫌がることは減っていくのではないかと思う。
それとゴミが落ちているのに何とも思わない集団は、小さな問題が起きていても見逃してしまう集団となってしまう。ゴミもトラブルも、まさに、ちりも積もれば山となる。