以前、こんな記事をまとめました。
授業の動画をあらかじめ撮っておき、それを自由に観られるようにするとどうなるか?
2単元やってみたところ、
かけたコストに対する効果は低そうです…
えーーーっっっ
ウソーーーッッッ
って感じですが、それが現状…
授業中は、私の話を聞きながら一緒に進めるもよし、
自分のペースで進むもよし、
動画を観ながら進めるもよし、
予習復習としても動画を活用できるようにしました。
まず、自分のペースで学習を進める子にとって、動画は必要ありません。
最初こそ観てはいましたが、その子たちのペースには合わなかったのか、
途中から観なくなりました。
動画の解説のペースがちょうど合う子たち。
この子たちには効果的かなぁと思っていたら、
私の説明を聞きながら進める子たちと、ペースが同じくらいでした。
そうなってくると、一緒に解き進めていくライブ感のある方が良いみたいで、
結果として動画を観なくなりました。
最後に、理解がゆっくりな子たち。
何度も何度も繰り返して動画を観て、理解しようとしています。
傍から見ると、自ら学習に取り組んでいるように見えるのですが、
そこには大きな落とし穴があります。
動画は、ポイントをかなり簡潔にまとめたものにしてあります。
それを何回観ても理解できないということは、私の説明はその子たちにはたぶん伝わっていません。
ならばその動画で理解しようとするより、誰か他の子に聞いた説明の方が理解しやすいと思います。
一見、動画で理解しようと努力しているように見えるので、なかなか外から声をかけづらくなってしまいます。当人たちも、自分なりに学習に取り組んでいるので、「分からない」「教えて」という風には、なかなかなりません。
しかし、いくらたっても理解できず、時間だけが過ぎていく。
そして後から、あまり理解できていなかったことが分かる、というのが現状です。
そのため今では、自分で学習を解き進められる子や、私と一緒に進めている子の中で、感覚の合う子と一緒に学習に臨んでいるようです。
ということで、結局この子たちにも動画は必要なくなりました。
もちろん、授業の動画が私の物ではなく、違う動画であれば結果はまた違ったかもしれません。
ただ教科書の内容と合わなかったりするので、私なりにまとめた動画を、現状のでき得る範囲でやってみたのですが、大した効果を生んでいない現状が分かりました。
日々の宿題や習い事などに追われ、動画を観て予習復習なんて姿はもうありません。
最初は物珍しそうに休み時間も観ていましたが。
ということで、やめます(^^)
その分、違うところに時間と力をかけます!
おもしろおかしくやるんべぇ♪