漠然とした夢や目標を掲げていても、なかなか実現されない。
それはそこに高い志が備わっていないから。
この間、語り直したこと。
「みんなの学びの姿は素晴らしい。
問題をよく読んで、自分のペースでどんどん進められるようになってきたし、
課題達成がどんどん早くなってきた。
一度自分のやっていることを止めて、相手の話を聞いてあげるような姿も出てきた。
もちろんこれだけでも相当すごいこと。
6月の段階の〇年生ということを考えたら、花丸以上。本当に素晴らしいと思う。
その分時間が余ることが増えてきたね。
どうしようか?
復習に使う?予習してみる?
でもこれらの勉強って何のためにしているの?
生活に困らないようにするため?
でも計算することってほとんどないし、まだ多くの漢字を知らないはずだけれど不便なく生活できている。
最低限身につけなければならないことはできている。それに自分の言葉でまとめたり説明したりなんてことを毎時間やっているのだから、確実に最低限以上の力はついているはず。
あとは自分の好き、やりたいと思うことをやる時間にあててみるのもいいんじゃない。
これから大きく社会が変わろうとしている。
自分の好きなこと、得意なこと、やりたいことで人の役に立てたら最高。
苦手なところは誰かの助けを借りればいい。それは普段の学習中にやっていることと同じこと。
やるべきことをできてないのに口だけだったらなかなか信用してもらえない…
最低限+αは押さえているから、こうやって言える。この段階に来られたというのは大きい。みんなにとっての強み。
最低限+αを押さえていて、更に一人ひとりが自分の好きなこと、やりたいこと、得意なことを磨いている。見つからなくともいろいろな経験をしようとしている。そうやって「今」をまさに生きている。
そんな姿を見た他の学年の人は驚くに違いない。
〇年生がすごいって。
それに影響されて、他のクラスや学年でも変わる人が出てくるはず。
そうしたらこの学校は変わる。
そうしたら市を変えるかも。
県も変わるかも。
もうそうしたら日本が変わるかも。
いやいや。世界に影響を与えるかも。
みんなはもう当たり前のようにやっていることかもしれないけれど、
それは全然当たり前じゃない。とっても素晴らしいこと。
みんながそうやって毎日当たり前のようにやっていることが、世界を変えるかもしれないんだよ。
まぁ実際はどうか分からないけれど。
でもそれくらいの気持ちでいたら、同じやるにしてもワクワクの度合いが違うよね。
さぁ、今日も一日、ドキドキワクワク世界を変えよう! おー!!」