おもしろおかしくやるんべぇ~ゆとり世代も悪かねぇ~

THEゆとり世代。さとり世代とも言われる世代「ふたば」の見方や考え方、そして日々の学びをまとめたブログ。

最初の1週間が過ぎました。担任の影響力って大きいんだなって話。

前回の記事。

www.futaba1107.com

 

こちらがこれまでの私の記事の中ではプチバズりました。

このブログへのアクセス数が急激に伸び驚いています。

毎度お読みいただき反応をくださる方もいらっしゃいます。感謝です。

 

 

さて1週間が過ぎました。

2030年以降を見据えた取り組みを考えることも大事ですが、やはり目の前の仕事が最優先です。新たな学級が始まり、まずはそれを機能させることが第一。

 

学級のルールを確認するには授業が一番だと感じました。それは先日ほかの記事にまとめました。

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しかし現場は他のことに時間を取られてしまっています。

学級以外の事務作業。そして特に全国学力学習状況調査(学テ)。

まったく現場に余裕がありません。

 

 

ただそんな中でも少しずつ担任のカラーは伝わっていくのだなと感じました。それが今回の本題です。

 

今年の私のテーマは「怒らないこと」です。

「怒り」という感情は、勝手に自分が起こしているだけです。

過度に相手に変化を期待してしまうから、その裏切りによって「怒り」の感情を高めてしまう。期待しないというわけではありませんが、「ま、そんなにすぐ伝わるもんでもないよね」「だんだん良くなっていくでしょう」というくらいどっしり構えていてもいいのかなと思います。

そうすると、です。自然とそれが伝わっていきます。

 

新たな学級が始まれば、担任との距離感を探る、互いのポジション争いなどが起こります。自分を優位にしようとして、過度なアピールや、他者を注意して落とす、そんな具合です。

これまでの自分はそういう姿に「怒り」を抱いてしまうこともありました。

しかし「大人だってそんなもん」「今、必死なんだな」「そんなギスギスしなくて大丈夫だよ」、実際に声に出して伝えるわけではありませんが、そう思いながらニコニコと見守ることでだんだんと伝わっていき落ち着いていくものです。

 

望ましい姿が見られたら「いいね」。あとはニコニコしている。ただそれだけで変わります。

それにはちょっと恐ろしさもあります。自分が誘導しているかのような。

教師がルールになってしまえば、教師に好かれるように子どもは行動します。みんなが自分の思うようにしてくれる、喜ぶようなことをしてくれるというのは嬉しいし気持ちもよいことでしょう。しかしその裏では子ども同士の熾烈な争いが生じてしまいます。

 

そこで判断の基準となるのが「クラス目標」。何を良しとし、何はよくないのか。子どもたちと共通理解を図る必要があります。このクラス目標も、教師が一方的に決めてしまえば、それは自分のやりたいように仕向けているだけになってしまいます。この加減は難しいですが、教師が言葉をまとめたとしても、その意味を集団として理解していて、おかしい時にはおかしいといえる。そんな雰囲気にすることが大切かなと思います。

 

 

影響力の大きさ。意識せねばなりません。